「引っ越したい」から道で全裸に…26歳男性の行動と動機がヤバい
神戸市北区の住宅街で全裸になって歩いた男が逮捕! その呆れた動機とは?
生活していく上で最も重要な場所といえば、住居だろう。住んでいる家に不満や懸念要素があると、ゆっくり眠ることもできず、身体や精神に異常がでてしまう。
それならば引っ越してしまえばいいのだが、ある程度のお金がかかるうえ、持ち家の場合は売却も検討せねばならず、簡単にはいかないのが実情。
そのような事情から、不満を持ちながらも、現在の家に住み続けているという人も多い。そんな「引っ越したい」という欲求が、ありえない事件を引き起こした。
■服を脱ぎながら歩き全裸に
事件があったのは兵庫県神戸市北区の閑静な住宅街。26日、無職の男性(26)が服を脱ぎながら歩くという、さながらストリップのような異様な光景が展開された。
男性は最終的に全裸になり帰宅。間もなく、通報を受けた警察に公然わいせつ罪で逮捕されることに。なお、道路に脱ぎ捨てた衣服は、母親が拾って歩いたと見られている。
手塩にかけ育てた息子が脱いだ服を拾い上げる際の母親の気持ちは、心中を察するに余りある。
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■呆れた動機
それにしても26歳の男性は、なぜこのような暴挙にでたのだろうか。
警察の取り調べに対し男は、「引っ越したかった。親に恥ずかしい思いをさせたら引っ越せると思った」と話しているそう。
現在の住宅事情に不満を募らせ、親に迷惑をかけることで「住みづらい」状況を作り、引っ越しに繋げようという意図だった模様。しかし、26歳ならば自身で働いて家を出れば済むこと。それだけにネット民からは、批判や驚きの声が続々。
「お前が働けば済む話だろう」
「ある意味天才的な発想かもしれない」
「住み込みの仕事をすればよかったのに」
「お母さんがかわいそう」
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■親に迷惑をかけまいとするのが普通だが…
通常、子供は親に迷惑をかけないようにするもの。それを逆に「迷惑をかけて目的を達成しようとした」行動には、驚くばかりだ。
ちなみに、しらべぇ編集部が全国の20代〜60代の男女1,352名に調査を行なったところ、「他人に迷惑をかけてはいけないと思う人」の特徴において、「親が存命中」か否かで15ポイント以上の差が出ている。
やはり「親が生きている以上、他人に迷惑はかけられない」と考える人は多く、意図的に親に迷惑をかける行為は、やはり異常といわざるをえない。
迷惑をかけるのではなく、親をいたわる生き方をしたいものだ。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年3月18日~2016年3月22日
対象:全国20代~60代の男女1352名(有効回答数)