「スピード不倫」報道の今井絵理子議員 「不貞行為ない」の釈明を弁護士が斬る
元SPEEDメンバーの今井絵理子参院議員の不倫報道。「不貞行為はない」と釈明していることに弁護士の見解は…
レイ法律事務所、弁護士の高橋知典です。
女性ボーカルグループ『SPEED』の元メンバーで、自民党の今井絵理子参院議員と同じく神戸市会議員との「不倫」が報じられました。
■「不貞行為はない」との主張だが…
今井議員も相手の市議も、不貞行為はないとしているようですが、その内容には疑問があります。 今井議員も相手の男性も、主張の内容としては…
①そもそも不貞行為がない。
②通常不貞行為に該当する肉体関係があったとしても、婚姻関係破たん後であれば不貞行為には該当しないので問題ない
としています。 しかし、法的観点から見ると、このような言い訳は通らない可能性が高いと考えられます。
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①そもそも不貞行為がない?
不貞行為とは、原則的に肉体関係があることをいいます。一部報道によれば、今井議員と市議は、『ホテルの同室に泊まった』『新幹線のグリーン車で手をつないでいた』などの行為があったとの情報があります。
一方で、今井議員らによれば、『あくまで肉体関係はなく、不貞行為には当たらない』という主張をしているようです。
しかし、「新幹線の中という公共の場でさえ手を握っている」などの親密な男女の交際をうかがわせる中で、「同泊したホテルで本当に肉体関係はない」と言えるのか、大いに疑問ですし、これは多くの方が疑問に思うのではないかと思います。