こんなのアリか!?有明海の珍魚を丸ごと包む「珍魚餃子」が激ウマ
有明海の「海の幸」が、パラダイス山元氏の手によって餃子に変身!
「餃子の王様」と呼ばれる男がいることを、ご存知だろうか?
日本でもっとも予約が取りにくいといわれる、会員制餃子レストラン「蔓餃苑(まんぎょえん)」のオーナーシェフ・パラダイス山元氏のことである。
彼が2001年にオープンしたこの餃子レストランは、厳格な会員制ゆえに、三つ星店以上の超予約困難店といわれている。
オーナー自ら手で混ぜて包み、焼く餃子の数々は「餃子の概念」が覆されるほどに個性豊か。
芸能界きってのグルメ通である、アンジャッシュ渡部建のブログにもたびたび登場している。
そんな蔓餃苑が、佐賀県の地方創生プロジェクトとコラボレーションを行ない、「珍魚苑」(ちんぎょえん)という名に期間限定で改名。
8月中に実施される抽選で選ばれた人たちに向け、特別に「絶品珍魚餃子」を提供されるらしい…。
そんな噂を聞きつけ、しらべぇ取材班はマスコミ向け内覧会に参加した。
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■住所非公開の幻の地へ…
店舗の所在地については、「東京都杉並区荻窪」だということ以外は非公開。詳しい場所をお伝えすることができないが、「こんな場所にあるのか…」と驚くほどひっそりと佇む。
店の壁には、「珍魚苑」の看板が。
店内には、佐賀県南部の有明海に生息するワラスボやムツゴロウ、クチゾコ、イソギンチャク、アカニシ、白エビ、赤貝など、7種ほどの鮮魚から作られた餡がズラリ。
水槽には、生きたワラスボの姿があり…
ムツゴロウの素焼きが下準備されていた。
今回は、抽選で当選した人が食べられる餃子7種のうち、複数の種類を試食することができるというが、一体どのような餃子が出てくるのだろうか…。
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■パラダイス山元氏、登場
イベント開始後、さっそくオーナーから挨拶が。
パラダイス氏によると、今回の企画実施に至った理由は今年のゴールデンウィークに遡る。
家族旅行で佐賀空港を利用した際、当初は周辺の店で佐賀牛を買って餃子にしようと考えていたそうだ。
だか、道の駅で、珍魚たちを発見。
こんな見た目の魚を、餃子にしたことのある人はまだ世界中にいるまい…そう思い、試しに餃子を作ってみたら、衝撃的に美味しくて感動したとのこと。
イベントに先立ち有明海へ行き、漁師と一緒に珍魚が捕獲されるのを見てきたという。