夏を代表するアーティスト サザンの歌詞に共通するのは…
意外なアーティストとの類似性も明らかに
(dmbaker/iStock/Thinkstock)
夏になると聴きたくなるアーティストといえばサザンオールスターズ。誰もが知っている定番曲もいいが、じつはまだ知らないだけで他にも自分好みの歌詞の曲があるのかも?
そんな時にオススメのツールが、『Lyric Jumper(リリックジャンパー)』だ。
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■ベンチャー企業と国が共同開発
(画像はLyric Jumperのスクリーンショット)
リリックジャンパーとは、歌詞サイト『プチリリ』を運営する株式会社シンクパワーと国立研究開発法人 産業技術総合研究所(産総研)が共同開発した歌詞探索ツール。
アーティストの持ち歌の歌詞傾向を20のトピックに分けて、その比率を可視化。歌詞の傾向が似ている他のアーティストを「類似アーティスト」として同じ画面に表示させることができる。
これまでの歌詞検索方法とは違うアプローチによって、さまざまな歌詞との出会いを楽しむことができるのだ。
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■サザンオールスターズを検索してみる
(画像はLyric Jumperのスクリーンショット)
アーティスト欄に「サザンオールスターズ」と入力すると、1曲につき1つのトピックが割り当てられたアーティストの持ち歌のトピック比率が、ドーナツ型の円グラフで表示される。
(画像はLyric Jumperのスクリーンショット)
サザンの曲の中で、一番多いトピックは「センチメンタル」。楽しかった思い出が忘れられない、感傷に浸っている歌詞が多いという結果がでた。
シングル最大のヒット曲『TSUNAMI』や『チャコの海岸物語』『メロディ』『Bye Bye My Love ~U Are The One~』『希望の轍』などが該当する。
まさに「津波のような侘しさ」を感じる、何年経っても色褪せない、泣けてくる歌詞フレーズの曲が多いようだ。
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■2番目に多いイメージは…
(画像はLyric Jumperのスクリーンショット)
2番目に多いトピックは「自由気まま」で、ミリオンヒットの『エロティカ・セブン』や『ミス・ブランニュー・デイ』『フリフリ’65』『愛と欲望の日々』など。
ドキドキするようなエロスと知的な言い回しが混じり合った、サザンにしか出せない独特の歌詞フレーズが多い。