陸上自衛隊富士総合火力演習2017 日本の防衛力を肌で感じてみた
静岡県御殿場市の東富士演習場で実施された富士総合火力演習(通称「そうかえん」)。陸上自衛隊でもっとも人気の高い一般公開演習をレポート!
8月27日、平成29年度富士総合火力演習(通称「そうかえん」)が静岡・御殿場で開催。陸上自衛隊約2,400名が参加する、最大規模の実弾演習である。
観覧するには抽選に応募する必要があり、当選倍率はなかなか熾烈。2017年の抽選倍率は、29倍と発表された。
運良くチケットをゲットすることができたしらべぇ取材班が、現地をレポートする。
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■当日の駅は激混み
演習会場となる東富士演習場の最寄り駅は御殿場駅。前日入りする人も多いが、東京駅から始発で向かう人も少なくない。
総合火力演習の本番は朝の10時から12時10分で、午前8時の駅は激混みだった。
駅から会場まではシャトルバスが運行しているが、乗るために30分ほど待った。例年は1時間は待つとされていたので、かなり改善された模様。
列を整理するスタッフも「例年の4分の1の待ち時間になっています」とアナウンスしていた。
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■いざ富士総合火力演習の会場へ
シャトルバスで会場近くの駐車場に到着。そこから、舗装されていない山道を歩いて会場へ向かう。
会場内はスタンド席とシート席がある。演習との距離は意外と遠く、写真撮影をするなら望遠レンズが必要となるだろう。
会場では散水車が水で場内を濡らしていた。会場中を戦車や装甲車が走り回ることになるため、土埃が舞い上がらないように、下準備しているのだろう。
10時を少し過ぎたあたりで、会場に装甲車や戦車が入場する。