永遠に空かない個室トイレ 「入るのを諦めた」人の割合とは?
「あかずの個室トイレ」に入るのを諦めたことがある人の割合とは?
お腹が痛くなり、駅のトイレに駆け込む。しかし、個室はすべて埋まっており、待てども待てども空かない。
耳をすませても中からは何の音も聞こえてこず、胸の中には絶望感が広がり、「このまま待つべきか、それとも危険を冒して他のトイレを探すべきか」と悩む。いや、もはや悩んでいる暇もないようだ……。
しらべぇでは、そんな経験について調査を行なった。
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■6割の人が諦めたことあり
しらべぇ編集部が全国の20~60代の男女1348名に調査を行なったところ、「駅や会社などで個室トイレの待ち時間が長すぎて、入るのを諦めたことがある」と答えたのは全体のおよそ6割。半数以上の人が経験していることがわかった。
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■女性は3分の2が諦めている
男女別に見ていくと、女性のほうが13ポイントほど高い結果に。当たり前だが、男性よりも個室トイレを利用する機会が多いことが数値に影響したのだろう。
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■首都圏のトイレ不足は深刻?
都道府県別で見ていくと、神奈川・千葉・東京都在住者の経験率が平均を大きく上回り、全国のトップ3に。多くの人が集まる都心で生活していると、それだけ「トイレ戦線異常あり!」となることも多いのだろう。
なお、しらべぇでは「個室トイレの待ち時間が長すぎて、中にいる人に怒ったことがある」人の割合も調査済み。明日、配信する予定だ。
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(文/しらべぇ編集部・尾道えぐ美)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年8月25日~2017年8月28日
対象:全国20代~60代の男女1348名(有効回答数)