人生を壊される! この仕事はもう辞めようと思った時3選
転職を決意する人たちはどんなことがきっかけで辞めようと思うのだろうか。
仕事がなくなれば、無職になって生活に困るなど…と弊害が多々あるものだ。そのため、どんなに苦しい状況にいても、あっさり退職を決意できないだろう。
では、人はどんな時に「もう限界!」と思うのか。しらべぇ取材班は、転職経験者たちに「この仕事は辞めどきだな…」と諦めた瞬間を聞いてみた。
①翌日の仕事を考えると疲れていても眠れなくなる
「仕事がかなり大変だった会社で、日々終電までの残業は当たり前でした。そのため最初の頃は、残業で疲れているためにベッドに入ると3秒で眠れていたんですが…。
そのうち、どんなにヘトヘトで帰ってきても翌日の仕事を考えると憂鬱で、いくらベッドで目をつぶっても一睡もできなくなり『もう無理だ…』と、思いました」(男性・32歳)
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②ストレスが溜まり周りに当たるようになった
「職場にキツい性格の女性先輩がいて、嫌味を言われ続けて、精神的にまいっていきました。やがて、その抑えきれなくなったストレスは夫や女友達に当たるように。
徐々に夫婦仲や友人関係も険悪になっていき…ある日『このままじゃ自分も周りも苦しい。仕事のせいで、大事なものを失うかも』と、気づき退職を決めました」(女性・29歳)
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③「仕事に行きたくないな」が口癖になった
「自分には合わない仕事で、いつしかストレスがどんどん溜まり、テレビを観ても笑えなくなるし、『明日も仕事だ』『仕事行きたくないな』と無意識に呟くように。
その変化をずっと見ていた母親が『仕事なんて腐るほどあるんだから、もう辞めたら?』と。その言葉で、一気に心が軽くなったこともあり、すぐ辞めました」(女性・28歳)
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▪️仕事を辞めたいと思ったことがある人は?
しらべぇ編集部では働いた経験のある全国20〜60代の男女1,031名に「会社を辞めたいと思ったことがあるか」を調査。
その結果、全体では7割弱、女性はとくに多く4人に3人が「会社を辞めたい」と悩んだ経験があると判明した。
自分には合わない仕事だと、精神的な負担も大きくなり、体調を崩したり、周りとの関係まで悪くなったりと、プライベートにまで影響を及ぼすこともあるようだ。
仕事にすべてを壊されないためにも、「もう無理だ」と思ったら、転職することも考慮したほうがいいかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・オレンジおっかさん)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年7月24日~2015年7月27日
対象:勤務経験のある全国20代~60代男女1,031名