写真で人物加工する人を理解できる? 「デフォルトカメラはダサい」の声も
SNSでなんでもシェアする時代。自分を盛って写真を撮るのは当たり前?
写真を撮ってSNSにアップすることが当たり前となった昨今。アプリの進化により、肌をキレイにしたり目を大きくしたりと、美しく見えるように自分を「盛る」人も少なくないだろう。
しかし、中にはそういった盛る行為を快く思わない人も…。
しらべぇ編集部は、全国20〜60代のSNSユーザーの男女648名を対象に、「盛った写真をアップする人」についての調査を実施した。
■半数が肯定的
全体では、「自分もそうだ」4.9%、「共感する」11.7%と、実際に加工をしているのは1割程度。また、「理解はできる」35.2%を含めると、肯定派は半数にもおよんだ。
しかし、「違和感がある」25.8%、「おかしいと思う」22.4%と否定派もけっして少なくない割合だといえるだろう。
また男女別では…
微差ではあるものの、女性のほうが盛る行為に対して肯定的なようだ。
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■ツイッター廃人のほうが盛る意識が高い
写真を盛る文化が根付いていると思われるインスタグラム。ユーザーにとっては「インスタ映え」する場面でオシャレな写真を撮り、それを加工するのは日常茶飯事なのかもしれない。
しかし、調査してみると「ツイッター廃人」と自称する人たちのほうが写真を加工していることが判明。
その差は1ポイントとわずかだが、ユーザー数を考えればかなりの差になるといえるだろう。
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■加工してでもキレイなほうが得?
実際に、「写真を加工する人」に話を聞いた。
「全部の写真を加工しているわけではないですけど、たまにやっていますね。友達数人で撮った写真をどうしてもアップしなきゃいけないときに、あえて変なスタンプで隠したりとか、ちょっとだけ顔をイジったりとか。
わざわざブサイクな写真をアップするくらいなら、イジってるってバレてもいいから、キレイな写真のほうが得だと思います」(20代・女性)
「まずデフォルトのカメラで撮ることがないです。盛ることを前提で写真を撮っています。むしろ、盛ってない人はスゴイ美人か、ダサい人かなと思ってしまいます」(20代・女性)
素肌にメイクをするように、写真も加工することが当たり前の世の中になっていくのかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・シマウマ姉さん)
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年8月25日~2017年8月28日
対象:全国20代~60代のSNSユーザーの男女648名(有効回答数)