巨大ヘビを段ボール詰めで放置! 身勝手な行動に怒りの声
滋賀県日野町のペットショップに巨大ヘビ「ボアコンストリクター」が放置される事案が発生。身勝手な行動に怒りの声が!
犬や猫などのペットは、家族の一員。その愛おしい姿を見ることで癒やされ、明日への活力としている人も多いことだろう。
そんな「癒されるペット」の対象は、犬や猫だけではない。なかには、一般人からすると眉をひそめたくなるような爬虫類を愛する人も。
当然、ペットが猛獣であればあるほど飼い主がしっかり管理する必要があるのだが、途中で責任を放棄する人もいるのだ
そんな無責任な飼い主による事案が、また発生してしまった。
■ペットショップの店頭に危険な巨大ヘビ
事案が発生したのは滋賀県日野町。ペットショップの店頭に置かれたダンボールを店長が開けたところ、「引き取りをお願いします」という手紙とともに、なんと体長40センチの「ボアコンストリクター」というヘビが入っていたのだ。
中身を確認した店長は通報し、警察が所有者を探しているという。ボアコンストリクターは体長3メートルまで成長する外来種で、動物愛護法によって特定動物に指定される。
毒はないものの人間に危害を及ぼす可能性があるため、飼育の際は都道府県の許可が必要だ。
危険とわかっていながら飼育し、飼いきれなくなり放置したものと思われるが、非常に責任感のない行動と言わざるをえない。
なお、放置した人間が「許可を得ていたかどうか」は不明だ。
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■ネット民からは怒りの声
身勝手な飼い主の行動に、ネット民からも怒りの声が噴出している。
「許可をとってないからそんなことをしたのでは?」
「動物を飼う前に、しっかり覚悟を決めろ。それができないなら飼うな」
「逃げていたら外来種を日本に放つことになっていた。ペットショップでまだマシだった」
「命を軽く考えている人間は動物を飼うな」
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■若者はペットを衝動買いしがち
今回のようにペットを飼いきれなくなり、野に放つケースは多いと言われる。それもこれも、ペット飼う際に「命を預かる」という覚悟がないから。
ちなみに、しらべぇ編集部が全国の20代〜60代の犬や猫をペットショップで買ったことがある人452名を対象にした調査では、20代の28.6%が「衝動でペットを購入したことがある」と回答している。
もちろん衝動で購入したとしても、責任を持って最後まで飼う人がほとんどのはず。しかし中には、きちんと育てる覚悟を持っていない人もおり、飼いきれなくなり捨ててしまう人もいるだろう。
最後まで看取る覚悟のない人に、ペットを飼う資格などない。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年7月22日~2016年7月25日
対象:全国20~60代の犬・猫をペットショップで購入したことがある男女452名(有効回答数)