ヘルシー美味しいカサ増しにも使える! 秋の味覚キノコは優秀食材かも
一年中、手頃な価格で買えるキノコだが、秋の気分が盛り上がる食材のひとつ
スーパーに行けば、シイタケやブナシメジ、エノキ、舞茸、マッシュルームなどなど、多くのキノコを一年中、買うことができる。
屋内での栽培などで、季節を問わず楽しめるようになった食材のひとつだが、やはり旬のイメージは秋。
しらべぇ編集部では、全国の20~60代の男女1,349名を対象に「キノコが好き」か、意識調査を実施した。
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■ヘルシーで女性に人気
全体では「大好き」29.3%と「まあまあ好き」49.1%で「キノコが好き」な人は多数派の78.4%、「あまり好きではない」15.7%と「嫌い」5.9%で「キノコは苦手」な人が21.6%となった。
男女別に見ると
「大好き」「まあまあ好き」と回答した「キノコが好き」な人の割合は、男性が72.7%に対し、女性は84.1%と、10ポイント以上女性の方が高い割合に。
さらに、「キノコが好き」な人を性別・年代別で見てみると、
60代は僅かに男性が女性を上回るが、女性が男性より10ポイント以上高い年代が多い。
また、20代女子は73.1%だが、30代以上の女性は8割を超え、50代女性はほぼ9割が「キノコが好き」という結果に。
繊維質が多く、カロリーが低いキノコは、味わいだけではなく、ヘルシーさを求める女性の支持が高いようだ。
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■節約食材として活用する人も
実際に「キノコが大好き」という人に、話を聞いた。
「嫌いな人だと『ムニュっとした、食感がイヤ』と言いますが、あの感じが食べごたえというか、嚙みごたえがあって、家族みんなが好きですね。春はタケノコごはん、それ以外の季節はキノコをたっぷり入れた、炊き込みごはんをよく作ります。
大したおかずを用意しなくても、喜んで食べてくれるし、夫も『余ったら、明日はお弁当にして』って。(笑)簡単だけど、子供たちが食べる姿を見ると『これが我が家の“おふくろの味”になるのかな』なんて、思ったりしますね」(40代・女性)
「一年中、割と安く買える上に冷凍できるから、安い時にまとめ買いして、ジッパーバッグで冷凍保存。生のままより、一度凍らせた方が美味しいという話を聞いたので、重宝しています。
そんな形で、冷凍したものはストック食材として、火を通すお味噌汁やシチュー、カレー、炊き込みご飯などに活用。生のものは、ハンバーグやミートボール、ミートソースなどのカサ増しとして、みじん切りしたものをひき肉と一緒に使うのがオススメ。
石づきは捨てるけど、シイタケの軸とかも刻めば使い切れるので、傘の部分はストックに回して、軸はカサ増し…なんてことも多いです。もちろん、もやしの方が安いけどバリエーションが限られるし、冷凍できないので、我が家の節約食材はキノコですね」(30代・女性)
ヘルシーで、美味しくて、節約レシピに活用できる――というのは、かなり優秀といえそう。
松茸など、庶民にはなかなか手が出せないものもあるが、秋の味覚のひとつとして、旬のキノコを美味しく味わいたい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・くはたみほ)
調査期間:2017年8月25日~2017年8月28日
対象:全国20代~60代の男女1349名(有効回答数)