篠原涼子主演のフジ月9ドラマ『民衆の敵』 選挙の影響で放送が1週遅れに
ドラマ『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(フジテレビ系)の放送開始が、衆議院選挙公示期間に配慮?
民衆の敵 篠原涼子が主演する、秋クールのフジテレビ月9ドラマ『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』。
篠原にとっては、木村拓哉と共演した2006年の『月の恋人〜Moon Lovers〜』以来の月9出演、しかも初の主演となる。
■まさかの「総選挙とかぶる」事態に
今回の作品は、中卒で資格もないが猪突猛進の主婦、佐藤智子(役:篠原涼子)が市議会議員に立候補し、市政や社会にはびこる悪と対決していくストーリー。
その他にも、人気俳優の高橋一生や前田敦子、斎藤司(トレンディエンジェル)や千葉雄大などが出演する。
しかし、9月28日に衆議院が解散され、事実上の選挙戦がスタートしたことで、16日から予定されていた初回放送が、投開票日後の23日に延期されることが決定した。
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■「今だからこそ」と期待の声も
この変更については、影響力を疑問視する声や放送を期待する声など、様々な声が上がっている。
・そんなに影響力はないと思うんだけどな
・16日の第1話が選挙回だからって、うーん、関係あるかなあ?
・むしろドラマを通じて、どんな政党、候補者を選ぶべきか考えるきっかけになると思うのですが
・内容が内容だけに仕方がないか
・今だからこそやってほしい
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■「政治家になりたい女性」は少ない
なお、しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,358名を対象に調査したところ、「政治家になりたい」と考える女性は、男性のおよそ半分。どの世代でも、2〜3割にとどまっている。
選挙 昨今の女性議員は、不倫疑惑や秘書とのトラブルなど、品格や資質を疑われるような人物も少なくないが、そもそも政治を志す女性自体が、かなり限られていることもわかる。
今回のドラマが、総選挙というタイミングをうまく活かせるのか。制作陣の手腕が問われる。
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(文/しらべぇ編集部・綿つゆ子)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年6月24日~2016年6月27日
対象:全国20代~60代男女1,358名 (有効回答数)