減少傾向? ドラマに出ると「幸の薄さ」を感じる女優たち
ドラマで「なぜか幸の薄さを感じてしまう」女優がいるか、調査してみたところ…
ドラマを華やかに彩る女優たち。2017年10月スタートのドラマでも、篠原涼子や綾瀬はるかなど、多くの女優が主演を務める。
そんな彼女たちも、ルックスだけでは売れることはできない。次々と新人が現れる厳しい芸能界のなかで生きるためには、相応の演技力や個性が必要だ。
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■幸の薄さを感じる女優がいる?
個性の中身はさまざまだが、その1つに「幸の薄さ」がある。普通にしているにもかかわらず、どこか「人生の陰」を醸しだす女優は、サスペンスドラマなどで重宝され、息が長い。
しらべぇ編集部が全国の20代〜60代の男女1,363名に「幸が薄いと感じる女優がいる」かどうか聞いてみたところ、「いる」と答えた人は男性39.3%、女性49.2%。
女性の半数近くが、「幸の薄さ」を感じる女優がいると回答している。同性だけに、その雰囲気を敏感に感じることができるのかも。
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■年代別見てみると
「幸の薄さを感じる女優がいる」と答えた人を年代別見てみると、ある傾向がでた。
20代の割合がほかの世代と比較するとかなり低く、3割程度しかいないのだ。一方、40代以降は「いる」と答えた人が5割程度と多くなっている。
もしかすると、幸の薄さを感じる女優が、減りつつあるのかもしれない。
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■ドラマファンに聞いてみた
ドラマをよく見るというMさんに幸薄女優について話を聞いてみた。
「幸の薄さを感じる女優というと、木村多江を筆頭に奥貫薫、星野真里を連想します。彼女たちが演じる役は不幸な目にあうことが多いので、姿を見ただけで『この人は死ぬのかな』と。
彼女たち以外にも幸薄を感じる女優はいますが、20代で幸の薄さを醸し出している女優は、ちょっと思い浮かばない。
昔は主人公がいじめられ、不幸な状況でも頑張る…なんてドラマが人気でしたが、最近は少ない気がする。若手女優が幸の薄い役をやる機会が減り、結果として『幸薄女優』がいないように思えるのでしょう」
新たな「幸薄女優」の出現に、期待したいものだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年2月24日~2017年2月27日
対象:全国20代~60代の男女1.363名(有効回答数)