設定変えて天国! LINE「通知オフ」族が語る既読恐怖症とは…
LINEを使っている人なら、誰でも「通知設定」に悩みますよね。
多くの人のコミュニケーションツールとなっているLINE。 デフォルト設定では、新着メッセージが届くたびに、通知してくれる機能が付いている。
しかし、さまざまな理由から、通知をオフモードにしている人もいるらしい。
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■男女で特徴が分かれる結果に
しらべぇ編集部では、全国20代〜60代までのLINEユーザー男女674名を対象に「LINEを『通知オフ設定』にしているか?」調査を実施。
その結果、全体で約3割にあたる28.6%の人が「YES」と回答。性年代別に見てみると
男性20代は23.9%と、「通知オフ族」は3割に満たない。
ところが同世代の女性は、2倍以上にあたる51.4%の人が「オフにしている」と回答。男女間で、27.5ポイントの差が開いた。
一方、30代になると男性は46.2%、女性は28.1%と形勢が男女で逆転する。
オフ設定が低い年齢層の中には、業務で頻繁に利用しているためオフすることが出来ない、という人たちもいるだろう。
だが、大学生〜社会人数年目までは、女性のほうが「LINEは好きなタイミングで確認したい」と考える人が多いようだ。
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■恋愛体質の人は…
特徴別にみると
恋愛体質だと自認している人は、そうでない人に比べ、約14ポイント「通知オフ族」が多い結果に。
気になる異性からメッセージが来た際、何度もアプリを開いてしまい気が散る、という人もいるのかも。
また、「避妊具を持ち歩く」という人は、そうでない人に比べて約30ポイント「通知オフ族が」上回る結果に。
「いつ何時、異性とラブロマンスが起きるかわからない」とアンテナを張っている人は、その場のムードを壊さないためにも不要な通知は避ける傾向があるのか。
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■通知オンにした時の恐怖…
編集部では、「通知オフしている」という人たちから話を聞いた。
「遠距離恋愛中の彼女とは毎日LINEを続けていますが、やり取りはすべて『通知オフ』です。最初は通知オンでしたが、『読んだら既読表示されるし、すぐ返信しなきゃ』と強迫観念にかられて…。仕事の集中も切れるし、もう『既読恐怖症』ですよね。
彼女も依存志向が強く、こちらが返信するたび即レスしてくるので、お互いスマホが手放せないのが本当に辛くて。今では、休憩中ゆっくり対応できるタイミングで返信してます。マジで天国…」(30歳・男性・エンジニア)
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■子供の動画連打もウザい
「周囲の友人より少し早く結婚&出産し、小さな子供がいる学生時代の友人。 仲良し女子グループで、子供の動画を高頻度で送ってきます。
最初は『かわいい!』『きゅん!』など返答してあげていましたが、さすがにもう飽き飽きして…。もちろん子供はかわいいですが、他人の子ですし、自分の都合の良いタイミングでバンバン送ってくるのでウザいです。
グループ内でも、最近は『適当なスタンプ返し』している子がほとんど。通知がくるたび『また子供の自慢動画かよ…』と思わないように、精神衛生のためにも『通知オフ』は大切」(23歳・女性・会社員)
メッセージを読むタイミングや返信に悩まされるのは、現代病の一種といえそう。
業務連絡や仕事上の付き合いで、やむを得ず「通知オフ」にできないケースもあるが、便利な機能も多いからこそ、LINEで円滑な人間関係を築きたいものだ。
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(文/しらべぇ編集部・瀬戸内レモン)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年8月25日~2017年8月28日
対象:全国20代〜60代までのLINEユーザー男女674名