アベノミクスで豊かになった? 恩恵はごくわずかながら富裕層だけは…
アベノミクスの恩恵はどれくらいの人が感じているのか、調査してみたところ衝撃の結果が。
■年収1000万円以上のみ逆転
この調査結果を年収別に見てみると、非常に興味深いことがわかる。収入によって明らかな差が見られたのだ。
アベノミクスの恩恵を感じている人がもっとも少ないのは年収300万円以下の層で、わずか6%。一方でもっとも高いのは700万〜1000万円稼ぐ人たちで4人に1人が「豊かになった」と答えている。
また、年収1000万円を超える層は、唯一「豊か派」が「苦しい派」を大きく上回った。
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■庶民に恩恵は届くのか
自民党の政権公約では、経済再生の項目の中に、生産性革命や人づくり革命、働き方改革などがうたわれている。
こうした政策が、これまで同様ごく限られた富裕層だけに向けられたものか、庶民にまで恩恵が届くのか。有権者は、残された選挙期間、冷静に見極めたい。
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(文/しらべぇ編集部・大空晴太)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年9月29日~2017年10月2日
対象:全国20代~60代の男女1,354名(有効回答数)