ジャイアントパンダとレッサーパンダ どっちも「パンダ」の不思議
上野動物園の新しい仲間、ジャイアントパンダの「香香(シャンシャン)」。調べてみたらわかったパンダの謎! 黒田勇樹のコラム
■パンダは「竹を食べるもの」の意味
調べてみたところ「パンダ」の語源は諸説あります。
その中のひとつでは、ネパール語で「竹を食べるもの」の意味から来ているらしく、ジャイアントパンダが笹や竹を食べることは有名ですが、レッサーパンダも笹が主食なんですって!
さらに、発見されたのは小さいほうが先。見つかった当初は「パンダ」と呼ばれていたものの、後に大きいほうの「ジャイアントパンダ」が見つかり、そちらが「パンダ」として有名になりすぎたため区別するために、小さいのに「レッサー」がつけられた、とのこと。
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■違う種でも同じ名前
現在では全く別の動物と判明していますが、発見当初は食事の好みや手の形から、同種と思われていたパンダ2種。
こんな事情で「大きいほう」と「小さいほう」に名前がつけられてしまった様です。
「馬場さん」だったら、ジャイアント馬場が有名になりすぎて「小さいほうの馬場」と呼ばれている感じですね。
中々、屈辱的! 頑張れレッサーパンダ!
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(文/ハイパーメディアフリーター・黒田勇樹)