昔よりアクティブな生活を送る人 お金持ちに多い理由に納得
20代に多いが、年齢を重ねるほど減少。しかし定年後には、再度アクティブに。
外で出てたくさんの人と交流をすることが、なによりもインプットになる。しかしなかなか行動に移せないのが、人間らしさといえるだろう。
そこでしらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,348名に「日常生活について」の調査を実施。
「昔よりも今のほうが、アクティブに生活していると思う」と答えた人は、全体で28.8%であった。
■親からの開放を覚える20代
年代別で見ると、20代が一番多くなっている。
まだまだ若く、昔といってもそれほど過去にはならないはずだ。どのような変化を実感しているのか、気になるところである。
「実家にいるときには、親がうるさかった。一人暮らしの今は自由なので、飲みに行ったり旅行に行ったりなど外出が増えたと思う」(20代・女性)
「学生時代はどうしても、同年代ばかりで集まる傾向がある。社会人になってから幅広い人と会う機会が増えたので、いろんなところへ顔を出すようにしている」(20代・男性)
関連記事:「外出自粛で体重増加」3割程度 新型コロナウイルスの影響で
■年齢とともに体力の衰えが
20代でアクティブになった人たちも、年齢を重ねるとともに活動量が減る傾向にある。
「一緒に遊んでいた友達はみんな結婚と出産で、気軽に外出ができる状況ではなくなってしまった。一緒に遊ぶ友達がいないと、どうしても休日は家で過ごすことが多くなる」(30代・女性)
「昔は、仕事が終わってからオールで飲んでも平気だった。今は体力も落ちたのか、仕事を終えるだけで疲労感がすごい」(40代・男性)
しかし60代になると、またアクティブになっていく。定年後、第二の人生をエンジョイしているのだろう。
関連記事:新型コロナの外出自粛で体が鈍る 「運動不足でストレス」10代男性は半数も
■高収入ほどアクティブに
年収300万円未満と年収1,000万円以上では、22ポイント近くの差がある。
高須クリニックの委員長である高須克弥氏は、70歳を超えてもヘリコプターで飛び回っている。ここまでのエピソードでなくても、外出にはお金がかかるのは確かだ。
「外出するとなんだかんだでお金を使うので、家でおとなしくしている」(30代・男性)
将来の健康を考えるならば、散歩などお金のかからない外出くらいはしておいたほうがよさそうだ。
・合わせて読みたい→波平の日課なのに…散歩のためだけの外出が理解できない人多数
(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年8月25日~2017年8月28日
対象:全国20代~60代の男女1,348名 (有効回答数)