おばさん版『木更津キャッツアイ』? 『監獄のお姫さま』初回にネット大興奮
宮藤官九郎脚本、小泉今日子主演『監獄のお姫さま』初回が放送。不可逆・カルテット・サンジャポ・爆笑ヨーグルト姫事件・おばさん版木更津キャッツアイ……などの反応。
小泉今日子主演、宮藤官九郎脚本のドラマ『監獄のお姫さま』(TBS系)の第一話が17日に放送された。
「おばさん犯罪エンターテイメント」を掲げる本作は、当サイトでも放送前から注目。気になる第一話の内容は、目の肥えたドラマファンたちを十二分に歓喜させるものだったようだ。
■遊び心最高な『サンジャポ』幕開け
22時になった瞬間、テレビに写ったのは『サンデー・ジャポン』(TBS系)のスタジオ。司会の爆笑問題や、お馴染みのゲストの姿もあり……と、よく見るとその中には板橋吾郎役の伊勢谷友介と、勝田千夏役の菅野美穂の姿が。
「番組内番組」で始まった作品と言えば、同局が昨年生んだ大ヒット作品『逃げるは恥だが役に立つ』が思い出されるが、『監獄のお姫さま』の場合は『情熱大陸』ではなく『サンジャポ』のようだ。
このように遊び心満載なスタートとなった本作。馬場カヨ(小泉今日子)ら元女囚たちが手を組み、板橋の息子・勇介(前田虎徹)を誘拐して、とある事件の真相解明に向けて動き出した。
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■それは「爆笑ヨーグルト姫事件」
馬場カヨたちが真相解明に向けて動いているのは通称「爆笑ヨーグルト姫事件」。
もともと、板橋が代表を務める「EDOミルク」は「江戸川乳業」という家族経営の企業で、社長のポストをめぐって、娘のしのぶ(夏帆)派と、叩き上げの副社長である板橋派で対立していた。
すると、板橋は当時の恋人を殺害し、しのぶにその罪を着せることに。その結果、しのぶは5年前に殺人罪で収監された。
事件はワイドショーなどで連日報道され、しのぶが爆笑している動画が繰り返し放送されたことから、ネット上で「爆笑ヨーグルト姫事件」と名付けられた……とのこと。
韓国の「ナッツ姫」を思わせるダサめのネーミングや、リアルさとおふざけのバランス感覚は、さすがクドカン! という感じだ。