相次ぐハロウィンの痴漢被害　「触られる女性が悪い」に怒りの声

■「犯罪を正当化するな」の声

昨年も、「みちょぱ」ことモデルの池田美優（19）がハロウィンでの痴漢を告白したものの、ネット上では「過激な格好をするほうが悪い」「痴漢される場所に言っておいて騒ぐな」などと彼女を叩く声が数多く見られた。

しかし、悪いのは痴漢行為をするほうであり、被害者には罪も責任もない。こういった、「痴漢されるほうも悪い」との意見に疑問を抱く声もあがっている。

https://twitter.com/mcc_new4862/status/925365068937666560

ハロウィンイベントでも毎年痴漢被害があるって話を同僚女性にしたら「そりゃあんなに露出していかにも触ってくださいと言わんばかりだからね」って… いや、露出してるから触ってくださいということではないし、触っていいと許可してるわけでもない… なんで被害女性が悪いって思考になるんだろう。

— 灯 (@hozukiakari) October 31, 2017

https://twitter.com/_yu_a02/status/794066829631074304

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■男性の1割が痴漢経験アリ

しらべぇ編集部が全国20〜60代の男性671名に「電車内での痴漢」について調査したところ、約1割が「意図的に痴漢をしたことがある」と回答している。

10人に1人の男性が経験している痴漢。開放的なムードのハロウィンならその割合はもっと増えるだろう。そういう意味では、たしかに「痴漢に合いたくないならハロウィンに行くべきはない」という声も現実的かもしれない。

ただ何度もいうように、悪いのは痴漢をするほうだ。被害にあった女性たちが「行くほうが悪い」と叩かれることがないことを願いたい。

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（文／しらべぇ編集部・シマウマ姉さん）