山本美月演じるヒズミの過去とは? 今からでも遅くない『刑事ゆがみ』

オリジナルキャストで謎多き裏バディ・ヒズミ(山本美月)の背景が、今夜明らかに?

(画像提供:(C)フジテレビ『刑事ゆがみ』

今夜10時に、第5話を迎える『刑事ゆがみ』(フジテレビ系)。

原作でも人気の高い「ロイコ事件」がベースとなるようだが、オリジナル要素も大きいだけに、どんな展開になるのか気になる人も多いだろう。

また、しらべぇドラマ班の評価はもちろんのこと、多くのメディアで高評価を受ける本作だけに、「観てなかったけど、今からじゃどうかな…」と思っている人も、少なくないのでは?

刑事ドラマで1話完結のため、いつから観てもきっと楽しめるが、「今夜の第5話は必見!」のポイントがある。

原作にはないオリジナルキャラクターというだけでなく、声が出せない設定で、表情やしぐさの演技だけで多くのファンを魅了している、山本美月演じるヒズミこと氷川和美――主人公・弓神適当(浅野忠信)の裏バディであるハッカーの背景が、ようやく明かされそうなのだ。

そんな第5話の前に、これまでの『刑事ゆがみ』を少しおさらいしたい。


 

■魅力的なメインキャラの二人

(画像提供:(C)フジテレビ『刑事ゆがみ』

適当でだらしなく、人と一緒に行動することを嫌う変わり者。しかし、ひとたび事件の捜査になると、常識やレッテルに惑わされず、ただひたすらに真実を追い求める、うきよ署強行犯係の刑事・弓神が主人公。

ヘラヘラと勝手な行動をしているように見えて、洞察力に富み、事件を解決する推理力だけではなく、犯人や関係者の心理を深く汲み取り、繊細な対応を見せる弓神の人間性が本作の大きな魅力になっている。


(画像提供:(C)フジテレビ『刑事ゆがみ』

そして、バディを組む若手刑事の羽生虎夫(神木隆之介)は、上昇志向と正義感が強く、違法捜査もお構いなしの弓神を厄介に思いながらも、すごさを認めている分、振り回されてしまう状態だ。

回を重ねながら弓神に愛称を増やされているのだが、まずは「童貞くん」(第1話)とからかわれ、レンタルショップで迷っているところを盗撮されて「AVくん」(第2話)呼ばわりされたり、上昇志向との相乗効果が有り余る「腹黒くん」(第3話)ぶりを揶揄されたり、過去の対応の失敗から「しくじりくん」(第4話)と称されるなど、いじられ放題。

しかし、この「振り回す」弓神と「振り回される」羽生の姿が、刑事ドラマに新たなバディの形を提示している――といった評価に繋がっている。


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■絶対的な信頼があるから

(画像提供:(C)フジテレビ『刑事ゆがみ』

羽生にとっては、自分をからかい、盗撮までして弱みを握り、勝手を押し付けてくる弓神。上昇志向の強い羽生にしてみれば、一緒に行動することで始末書ものの逸脱捜査に巻き込まれる可能性は高いし、先輩とはいえ、本来であれば距離を置きたくなるような困った存在のはず。

ちなみに、しらべぇ編集部が全国の20~60代の男女1,336名を対象に「困った上司・先輩がいた」人の割合を調査したところ、60.6%が「困った上司・先輩がいた」と回答している。

性別・年代別では、羽生が該当する20代男性は最も低いが、これからの長いキャリアの中で、出会ってしまう人も多いのかも。

とはいえ羽生の場合は、弓神に対して悪態をつき、舌打ちしながらも、影では「すごい人」と口にしていたり、なんだかんだ指示に従ったり、自分から提案して二人で実証実験するなど、「絶対的な信頼があるからこそ」の振り回されっぷりに、バディとしての高いクオリティを感じている人が多い。


(画像提供:(C)フジテレビ『刑事ゆがみ』

また、二人の上司である強行犯係係長・菅能理香(稲森いずみ)も、弓神の勝手な行動に怒ったり、困らされたりしながら、着眼や推理・捜査に対して、高い信頼を寄せていることが言動の端々に出ている。

第4話ではストレスの原因を弓神だけでなく、「羽生も急上昇」と言い捨てるように口にしているが、カッコイイ上司・菅能姉さんのセリフだと、羽生への信頼や成長への評価も「急上昇しているのね」と感じられて、ニヤリとした人も少なくないはずだ。

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■切なすぎる真相にも救いが

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