中国生まれの回転寿司『万歳寿司』が大人気! どれほど美味しいのか確かめた結果
中国で人気だからといって、日本人に合う寿司ではけっしてないようだ。
■店内は普通の回転寿司
しかし、店内は普通の回転寿司のようだ。現地の客もたくさん入っており、おかしな日本語以外は問題ない店なのだろうか…。
だが、よく見るとレーンに回っているのはタコの和え物やホタテのヒモの冷菜など、日本の回転寿司ではありえないものがほとんど。
実際にホタテのヒモの冷菜を食べてみたが、甘さと辛さと酸味が複雑すぎて、日本人向けの味付けではなかった。
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■寿司はリーズナブルだが味はイマイチ
注文した『特上寿司盛り合わせ』も12貫76元(約1,315円)とリーズナブルなものの、シャリがまったく酢の味がせず、サーモンの鮮度も悪く味はイマイチ。
もしかすると中国人は酢飯よりも味つけをしていないご飯のほうが好きなのかもしれないが、けっして日本人ウケはしないだろう味である。
また、ネタで頼んだ『ドリアンロール』も、ひと口食べるとシャレにならない味で「スゴい寿司を食っちまったよ…」としか感想は出なかった。
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■それにくらべ香港の『元気寿司』は激ウマ
その後おとずれた香港の『元気寿司』は、日本発の回転寿司なだけあり、日本人からしても味は抜群。
日本の店とくらべて少し割高なものの、ネタはどれも美味しく、しっかりと『寿司』になっていたので、安心して食べることができた。
中国で人気だからといって、けっして日本人にもウケる味ではないことに気づかされた。どうやら国が違えば、人気になる味も違ってくるようだ。
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(文/しらべぇ編集部・熊田熊男)