『わろてんか』ヒロインの妹を演じる19歳 大注目の女優・堀田真由の素顔に迫る
NHK朝ドラ『わろてんか』でヒロイン葵わかなの妹役を演じる、滋賀県出身の19歳だ。
■ドラマの演技を真似ていた少女時代
今、19歳の彼女が女優をめざしたきっかけについても聞いてみた。
堀田:6歳から高2で東京に出てくるまで、ずっとクラシックバレエを習っていました。祖母がとても宝塚が好きで、幼稚園のときに連れていってもらい、はじめは「タカラジェンヌになりたい!」と思ってバレエを始めたんです。「表舞台に立ちたい」という気持ちがあったんだと思います。
中学校の頃、テレビの中でキラキラ輝いている同世代の女の子たちに憧れを持ち始めて、ドラマで女優さんが演じているシーンを真似するようになりました。「わたしだったらこうやって演じるな」って。そこからお芝居というものに興味を持ち始めて、映画『ソロモンの偽証』のオーディションを受けたんです。
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■悔しい思いが今に活きる
1万人が応募した『ソロモン』のオーディションで、堀田は最終選考に残る。
堀田:演技に興味があったとはいえ経験もなく、演劇部でもなかったので、最終選考では、「なんでここに来たんだ?」というのが実感でした。同世代でテレビで見ていた人たち、キラキラしている人たちがいる緊張感。同じ年頃でも、考え方が大人で自分とは違う印象でした。
でも、落ちたときに「作品に出る子たちと同じ世界に帰ってきて、それ以上をめざしたい」と思って、その年に事務所のオーディションを受けました。やわらかく見えるかもしれませんが、バレエを習ってたせいか、負けず嫌いな面があるんです(笑)
「下積み」じゃないですけど、落ちてるオーディションは結構多いです。そういう悔しい思いをしてきたのが今に活かされてるな、と感じることはありますね。