ケンドーコバヤシも絶賛! 大阪・新世界「香港」のカニ炒飯&餃子が激ウマ
大阪・新世界にあるのに、店名は「香港」。そんな謎の中華調理屋が激ウマ…
しらべぇ餃子マニア記者による連載「亜希子の餃子まみれ」。
大阪市浪速区の繁華街「 新世界」は、日本有数のディープなエリアとして知られている。
同エリアは、串カツやどて焼きといったB級グルメが豊富だが、他にも、この地でしか味わうことができない食べ物がある。
記者オススメは、通天閣の足下から西へ徒歩1分ほどに位置する隠れた名店、「香港」の炒飯と餃子だ。
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■炒飯を注文すると…
新世界にありながら、なぜ香港という名前なのかというと、先代が香川県の小豆島出身のため「香川の港町っで育ったから」という理由らしい。
同店舗の「カニ玉炒飯」 (700円/税別)は芸人のケンドーコバヤシも、著書 『ケンドーコバヤシのたまらない店』で京阪神のイチオシグルメとして紹介している。
一見すると普通の炒飯だが、食べ進めていくうちにカニの身の多さに衝撃を受ける。
入っているカニの一部をスプーンに寄せ集めると、こんな感じ。
身がふっくらとしてほのかに甘く、上品な味わい。
そこへ玉ねぎとニンジン、ネギの歯ごたえがやってきて、最後に卵のふわっとした柔らかさが加わる。
しっとりとしているのに、パラパラと炒め上げた食感も感じられ、そのバランスは絶妙だ。
あまりのウマさに、店主に感想を伝えてみても、特別な調味料は使っていないし、大きく手を加えたりもしていないと笑いながら返される。
調理の様子を見せてもらっても、ご飯と具を炒めながら卵を少しずつたらしこむようにして混ぜ、塩・コショウや醤油などでシンプルに味付けをしているだけだ。
それなのに、どういうわけだか、旨い。熟練だからこそ成せる業なのだろうか。
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■炒飯と同じくらい激ウマ
餃子も絶品。記者は餃子番組に出場するほどのマニアだが、関西の餃子通の知人から「香港の餃子は食べておけ」と言われていた。
ざっくばらんに並べられた焼餃子は、炒飯同様にシンプルな見た目。
お酢とラー油で食べるのがオススメだというので、そのとおりに餃子の側面を浸して食べる。
キャベツ・白菜・ニラ・にんにくと、ミンチは豚肉で構成されている餡にはしっかりと味が付いており、深みがある。
皮は、焼き目はカリッとしているが全体的にモッチリ。見た目以上に深みが感じられる味わいだ。
周辺に観光の際は、ぜひ足を運んでみるべきお店だろう。
【香港】
営業時間:17:00~23:45
場所:大阪府大阪市浪速区恵美須東1-19-12
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)