山形の秘湯で発見! 全長23メートルの超巨大かけ流し「混浴露天風呂」とは
湯浴み着の貸出しで女性も安心の超巨大混浴露天風呂!
夏の暑さが遠い昔のように感じる今日この頃。秋本番である。日に日に陽が短くなり、肌寒い乾いた風が吹く季節は人肌恋しく、「温泉」も恋しくなる。
「行楽の秋」のうたい文句に誘われて、普段より少し足を伸ばした温泉旅行はどうだろうか?
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■向かったのは山形の秘湯「湯の瀬温泉」
今回向かったのは山形県。左手に日本海、右手に山の景色が美しい国道の先。目的地は、鶴岡市の深い山あいに佇む一軒宿「湯の瀬温泉 湯の瀬旅館」だ。
東京から450キロ離れており、車で向かえば5~6時間の長距離ドライブになる。しかし、都会から田舎へ、そして日本海へ、深い山あいと移り変わる風景は、徐々に日常から非日常へと気分を変えてくれる。
「湯の瀬旅館」と大きく書かれた赤い屋根と、山あいの深い緑のコントラストが美しく、長旅の疲れが一瞬で吹き飛びそうな佇まいである。
一軒宿で、周囲には他に建物もなく、凛とした静けさが漂う。都会とは一線を画す非日常空間だ。
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■名物「超巨大混浴露天風呂」
そんな秘湯感漂う、湯の瀬旅館。気になる温泉は、大浴場の名にふさわしい巨大な露天風呂だ。全長はなんと23メートル。
小学校のプールの授業を彷彿とさせる圧巻の見た目である。もちろん湯船は水ではなく、すべて温かい温泉で満たされている。
ただ、この露天風呂は、宿にひとつしか存在しない。男女別ではないため、つまり「混浴」なのである。混浴の甘美な響きに心踊る男性陣も多い反面、女性陣には抵抗があるかもしれない。
だが安心してほしい。湯の瀬旅館では、女性専用の湯浴み着を用意してくれるため、水着に近い状態で入ることができ、混浴難易度は比較的低めだ。家族で、恋人同士で、友達同士でと、男女関係なくゆったりくつろげる大空間である。
ちなみに、男女別内湯、露天風呂の一角は女性専用スペースもあるのでご安心を。