ちゃんと仕事してくれ! 配送業者に腹が立った瞬間4選
人々に荷物を届ける配送業者。一生懸命な人がほとんどだが、たまにイライラしてしまうことも…
インターネット通販サイト普及の影響をモロに受けているといわれるのが、配送業界。
どんどん多くなる配送量に人員が追いつかず、人手不足が深刻になっている。そのような背景もあり、一部から「配送業者の対応が悪くなっている」との声も。
■配送業者に腹が立ったことがある?
一体どれくらいの人がそんな経験を持っているのか。しらべぇ編集部では全国の20代~60代の配送業者を使ったことがある男女1,140名に、配送業者の対応について調査を実施。
「対応に腹が立ったことがある」と答えた人は、38.7%。腹の立つ思いをしたことがある人が、確実に存在しているのだ。
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■立腹エピソード4選
具体的に、どのような対応に腹を立てているのか? 複数の経験者に話を聞いてみた。
①集荷の拒否
「集荷の際、『ついでにこれも持っていってもらえませんか』と頼むと露骨に嫌な顔をして、『困ります。勘弁してください』と大声で拒否された。
センターとの兼ね合いがどうこうと言い訳していたけど、集荷するのが仕事の人が断るなんてありえない。そこまで重い荷物でもないのに」(30代・男性)
②配送に来ない
「19時から21時までの間に届けるよう時間指定して、ずっと家で待っていたのに来なかった。多少の遅れは仕方ないけれど、来もせず不在票だけ入れて帰るのはさすがにありえない。
ネットで検索したら、同じような思いをしている人がたくさん。それから、その配送業者にならないよう、工夫して注文しています」(20代・女性)
③荷物の扱いが雑
「荷物の扱いが雑で、投げるように扱う配送員がいた。パソコンなど精密機械を送ることもあるので、こんな人がいる会社には任せられない。連絡を入れて、出入り禁止にしました」(50代・男性)
④電話が繋がらない
「配送センターに電話をかけても全然繋がらない。20分後にやっと繋がったと思ったら、『本日の受付は終了しました』と自動アナウンス。さすがにキレそうでした」(20代・男性)
どれも、確かにイラっとしてしまうエピソード。もう少し運送業の待遇が良くなり、一人ひとりに余裕が生まれれば、改善されそうだが…。
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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
対象:全国20代~60代配送業者を使ったことがある人1,140名(有効回答数)