飛行機が「ドスンと着陸する」のはむしろ高度な技? 林先生の解説が話題に

少し怖いドスン着陸は高度な技術

2017/12/04 07:30


着陸
(rebius/iStock/Thinkstock)

3日に放送された、TBS系バラエティ番組『林先生が驚く初耳学』では飛行機の着陸がテーマになり、ネットで話題になっている。



■じつは「ドスン」のほうが高度な技?

飛行機に乗る機会が多い人ならば、滑らかな着陸と跳ね上がるような着陸を経験した人は少なくないはず。「ドスン!」と着陸をすると「あ…今日のパイロットは下手くそだな」と感じる人もいるかもしれない。

しかし、「ドスン!」と着陸する理由を林先生が理由を語った。

「お客さんは静かな着陸のほうが快適。だけど、もし、路面が湿っていて水が車輪に絡まると、ハイドロプレーニング現象という恐ろしい現象が起きる。なめらかな着陸だと滑ってしまうので『ドーン!』と落として、ハイドロプレーニング現象が起きないような着陸をしている」


機体を完全に設置させ、事故防止に配慮した高度な技術なようだ。


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■ネット民は驚き

ネットでは「ハイドロプレーニング対策だったのか!」など驚き声が目立っている。

https://twitter.com/aisakasaika/status/937314992755318785


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■飛行機は嫌い?

しらべぇ編集部が全国20代〜60代の男女1,342名を対象に「飛行機について」調査したところ、「苦手」と答えたのは全体の28.6%。4人に1人は「飛行機乗りたくない…」と思っているのだ。

性年代別で見てみると、若い女性の割合が高い。

若い女性のほうが海外旅行好きなイメージがあるが、20代女性は4割以上が「飛行機嫌い」だと答えている。少しずつ慣れていくのか、60代では20.7%まで減少。男性は30代のみ3割を超えている。

ドスン着陸が怖くて、飛行機が苦手だという人も多いかもしれない。しかし、ドスン着陸は事故防止に配慮した技なので怖がる必要はなさそうだ。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2017年6月2日~2017年6月5日
対象:全国20代~60代男女1342名(有効回答数)
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