毎週観てれば愛人もできる? テレ東『フリンジマン』をテクで振り返り
板尾創路主演ドラマ『フリンジマン』も残りわずか。ドラマ内で紹介された「愛人作りテク」で振り返り。
③「ホテルに行こう」ではなく指差すだけ(第6話)
オトナの男性であれば、少なくない人が女性を「オトナの社交場」に誘ったことがあるだろう。
しかし、「ホテル」というのはリスクの高い言葉だ。勇気を出して口に出しても、失敗すればこれまでの努力が水泡に帰してしまう。
そこで井伏は「一点を指差す」ことを推奨する。細かい方向は問題でなく、「あっちに行こう」と言うのだ。
こうすることで女性にそれとなくわからせ、拒否された場合にはごまかすことができる。
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④「一部だけ完璧にできる」ことを増やしておく(第8話)
綿貫リサ(小倉優香)に関する情報を集めようと、彼女が所属する大学の音楽サークルに潜り込んだ井伏たち。
素性を疑われたため、井伏がOBの名前を適当に名乗ると、思いの外高名なギタリストだったらしく、ギターを演奏するハメになる。
しかし、ここで井伏は巧みなギターテクニックを披露。しかし、後で詳しく聞くと弾けるのはワンフレーズだけだった。
「一部だけ完璧にできる」ことを増やすことで、相手の趣味に合わせたり、他の人物になりきるというテクニックだ。
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■「男の妄想」含めで楽しむのが◎
もっとも、当たり前だが本作で紹介されている多くのテクを使ったからと言って、現実世界で愛人が簡単にできるというわけではない。
むしろ、ある意味身勝手な「男の妄想」として楽しむのが、本作の正しい鑑賞の仕方だろう。(そもそも不倫は社会的に決して推奨される行為ではないし)
しかし、一方でこのように形式化された「テク」が、恋愛下手な男性の背中を押すのも間違いない。エンタメとして楽しみつつ、自分に応用できそうなものがあれば受け身男子は使ってみてもいいのではないか。
(文/しらべぇドラマ班・Sirabee編集部)