テレビが家から消えたら困る? 男女で意識の差が顕著に
家からテレビがなくなったら困るか調査してみたところ…
近年はネットの影響もあり、テレビを家に置かない世帯が増えているという。一方で、「家にないと困る」と考える人も根強く存在している。
では実際、テレビが家から消えたら困る人はどれくらいいるのだろうか。
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■テレビが自分の家から消えたら困る?
しらべぇ編集部では全国の20代〜60代のテレビ所有者1,206名に、テレビの必要性について調査を実施。
結果、「自分の家からテレビが消えたら困る」と答えた人は、64.6%。テレビの必要性を感じている人は、まだまだ多いといえるのではないだろうか。
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■性年代別に見ると…
次に「家からテレビが消えたら困る」と答えた人を性年代別に見てみよう。
全体的に「消えたら困る」と考えている人が多いが、20代男性は50.0%と低い割合に。また、40代男性も50.8%と低め。
20代男性はネットでこと足りている、そして40代男性は仕事も家庭も忙しく、自由にテレビを見る機会が少ない…などが理由として考えられる。
一方、女性は20代でも67.5%が「消えたら困る」と回答。同世代男性と比較すると17.5ポイントの差がつき、性別で意識の差が顕著になった。
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■必要論者に聞いてみると…
テレビをなぜ必要だと思うのか、20代女性のMさんに話を聞いてみた。
「私はネットもテレビも好きなのですが、ネットの話題ってテレビ番組に関するものが多いし、テレビを見ながら、SNSで『あーだこーだ』と議論するのが楽しい。
なので、家からテレビがなくなってしまうのは、かなり困る。ネットの普及でテレビ離れが進んでいるといわれますが、逆にテレビの必要性が高まったような気すらしています」
テレビを見ながら、ネットでその内容について話す。これが「現代のテレビの楽しみ方」なのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
対象:全国20代~60代のテレビ所有者1,206名(有効回答数)