『陸王』無駄と無意味は違う…成長した大地に背中を押される人続出

山﨑賢人演じる大地の成長に感動の声相次ぐ。

2017/12/18 15:00

陸王
(画像提供:(C)TBS『陸王』)

17日、TBS系ドラマ『日曜劇場 陸王』の第9話が放送された。最終回直前の、いわゆる「プレ最終回」となったこの日の放送。

「こはぜ屋」の売却をめぐって社長の宮沢(役所広司)が社員とぶつかる姿が描かれた。



 

■これまでの『陸王』

本作は埼玉県行田市で100年以上続きながらも倒産の危機に瀕している足袋業者「こはぜ屋」が、復活をかけてオリジナルランニングシューズ「陸王」の開発に挑む物語。

まったくノウハウのない状態からスタートした足袋作りは、正岡あけみ(阿川佐和子)ら職人の技術と、飯山(寺尾聰)が開発した特殊素材「シルクレイ」のソールへの導入で、少しずつ理想に近づいていた。

やがて宮沢の熱意は周囲に波及し、シューフィッターの村野(市川右團次)や埼玉中央銀行行田支店の銀行員・大橋(馬場徹)など、当初はライバル企業にいたり、敵対関係にあった人物も巻き込んでいくことに。

しかし、「シルクレイ」製造機が故障し、新たに必用な資金1億円が銀行から融資してもらえず。「こはぜ屋」は最大の窮地に直面することとなる。

そんな中、浮上した「フェリックス社」による買収話。社長の御園はいますぐにでも3億円を用意できると言うが……。


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■買収に納得できない社員も

会社の売却に心が傾きつつある宮沢。しかし、社員の中には納得できない者も多く、とくにあけみは「今のこはぜ屋が好き」と大反対。社内の士気は一気に下がってしまう。

そんな折、御園に再び話す時間をもらった宮沢。いかにもエリートで、順風満帆な人生を歩んできたように見えていた御園だったが、じつはかつてサラリーマン時代に勤めていた会社が売却の憂き目にあい、自身も別会社へ出向。

未練を捨てきれず妻とアパレル会社をおこすが失敗し、おまけに彼女をハリケーンで失っていた過去があった。彼も、絶望を味わった経験がある人物だったのだ。

その人柄に触れ、宮沢は会社の売却を決めることに。

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■大地の熱意が形に
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