安室奈美恵や内村光良の出演で話題の『紅白歌合戦』 見る予定の人はどれくらい?
今年の『紅白歌合戦』を見る予定かどうか聞いてみると…
かつて、大晦日は一家で『紅白歌合戦』(NHK)を見るのが定番だった。それを如実に表しているのが視聴率で、1960年代から70年代にかけては、毎年60%から70%とっていたのだ。
しかし、最近は民放も紅白に肉薄。とくに『笑ってはいけない』シリーズ(日本テレビ系)は、毎年楽しみしている人が多い。また、「テレビを見ない」層も増加しており、「大晦日の紅白離れ」が進んでいるとの声もある。
■2017年は安室奈美恵と桑田佳祐が「特別枠」で出場
NHKはこの「紅白離れ」を避けようと、毎年さまざまな「サプライズ」を用意。2017年は総合司会にNHKアナウンサーではなく、芸人の内村光良を起用するのだ。
さらに、当初交渉が難航しているといわれていた安室奈美恵と、幅広い層に人気のサザンオールスターズ・桑田佳祐が「特別枠」で出場。また、デビュー30周年のエレファントカシマシや、松本人志がファンを公言する竹原ピストルなど見どころを多数用意し、大晦日の視聴率戦争に挑む。
一方、日本テレビは恒例の『笑ってはいけない』シリーズを放送。そしてフジテレビは総合格闘技「RAIZIN」、TBSはビートたけしと爆笑問題がMCのスポーツ番組で勝負する。
テレ朝はくりぃむしちゅーと林修の『超クイズサバイバー』、そしてテレビ東京は中高年層に人気の『年忘れにっぽんの歌』とコアなファンを獲得している人気シリーズ「孤独のグルメ」をラインナップ。
さらに『AbemaTV』や『ニコニコ動画』といったインターネットTV勢や、CSもさまざまな番組を用意しており、迷っている人もいるのでは。
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■『紅白』を見る予定の人は?
大晦日の夜、数多くの番組が存在するなかで、定番の『紅白』を見る人はどれくらいいるのだろうか。しらべぇ編集部では全国の20代〜60代の男女1,353名に「今年の大晦日に『紅白歌合戦』を見る予定か」どうか調査。
結果、「その予定だ」と答えたのは19.4%。また「機会があれば」は29.2%で、見る予定の人は48.6%で、若干ではあるが半数には満たない数字に。十分にすごい割合だが、1960年代から70年代にこの調査をすれば、おそらく7割近くが「見る予定」と答えただろう。
今年の紅白は視聴率含めどうなるか、期待したい。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
対象:全国20代~60代の男女1,353名(有効回答数)