書き初めは「小学校の宿題」? 大人になった今でも書き続けている人は…
書き初めといえば、やっぱり小学校の冬の宿題?
新年を迎え、初めてする習字である、書き初め。通常は1月2日に行なわれるもので、小学校などで「冬休みの宿題」として書いた経験がある人も多いのでは。
しかし、大人になってからは書き初めをする機会はあまりない。それでも、毎年きちんと「書き初め」している人はいるのだろうか。
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■やっぱり「書き初め」はレア
しらべぇ編集部が全国20代〜60代の男女1,344名を対象に「書き初め」について調査したところ、今でも毎年書き初めをしている人はたったの7.6%。
大人になってからも書き初めをしている人は、かなりレアなのだ。
「冬休みに嫌々書いていた思い出しかない。この年になって、わざわざ書きたくない」(30代・女性)
「そもそも、家に習字セットがない。まあ使う機会もないし、今後も書かないと思う」(40代・男性)
子供がいる家では、「子供だけ」書いていることが多い。
「父親が小学校の先生をしていました。なので、子供には『おじいちゃんに教わってきなさい』と伝えて丸投げしてる。私は習字、苦手だったので…」(40代・女性)
「子供が書いているのを横から見てます。たまに『お父さんも書かないの?』と聞かれるけれど…道具ないからねって逃げる」(40代・男性)
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■年齢は関係なし
こうした昔からの風習は、年齢が上の人たちのほうが続けているイメージがあるが…
意外にも、最も多いのは男女ともに20代なのだ。
「小さい頃から書道を習っていたので、毎年書いてました。今でもなんとなく続けてます」(20代・男性)
中には、こんな人も。
「今年の抱負を書いて、SNSにアップ。あんまりやってる人もいないし、字がきれいアピールになるし、いいかなって」(20代・女性)
普段の生活では、墨をすって筆を持つ…なんて機会はあまりないだろう。100円均一などでも習字道具は購入できるので、新しい年にふさわしい文字を書いてみては。
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(文/しらべぇ編集部・たつき あつこ)
対象:全国20代~60代の男女1,344名(有効回答数)