成人した息子に「タバコを売るな!」 身勝手な母親のクレームに店員困惑
コンビニ店員への理不尽なクレームの数々、警察官が登場するケースも…。
■警察官まで呼ぶ騒ぎに
品揃えが豊富で、いつでも手軽に購入できることから、タバコを目的にコンビニに来店する人も多い。そのため、タバコに関するクレームも少なからずある。
その中で、最も印象的だったケースでは、成人した客の母親がクレームを言いに来て、最後には警察官まで呼ぶ騒ぎに。
「ものすごい剣幕で来店した人がいて、話を聞くと『息子にタバコを売ったな!』と怒っていたんです。
購入時の年齢確認は徹底していたけれど、『まさか未成年だったのか?』と心配しながら話を聞いたら、『今まで吸わなかったのに、この店が売ったせいだ!』と、タバコを売ったことに対して怒っていたらしくて…。
一応謝罪はしたものの、それでも怒りは収まらず、最終的に警察官を呼んでなんとかなりました。成人しているのに、どんだけ過保護に育てているんだって思いましたね…」(20代・男性)
法的には全く問題のないのにも関わらず、個人の事情を持ち込んだクレームほど迷惑な行為はないだろう。
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■クレーム寛容派は多い?
しらべぇ編集部は全国の20~60代の男女1,349名を対象に「クレームを言う人をどう思う」か調査を実施。
全体で見ると「自分もそうだ」5.3 %、「共感する」8.2%、「理解はできる」48.7%を合わせた「クレームを言う人に寛容派」が62.2%と意外と多い結果になった。
半数以上がクレームを言う人に寛容ではあるものの、自分勝手なクレームはただの迷惑でしかない。「身勝手なクレーマー」にならないためには、きちんとした客観性があるかの線引きが重要になりそうだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・根室 ひねき)
対象:全国20~60代の男女1349名(有効回答数)