「あまりにも早すぎる…」 星野仙一氏の訃報にファンからショックの声
中日・阪神・楽天で監督を務め、チームをリーグ優勝に導いた星野仙一氏が死去
■監督として3チームでリーグ優勝
現役時代からファイターとして知られた星野氏。中日の監督となってからは、自らが先頭に立ち選手を引っ張るスタイルで、ドラゴンズを2回のリーグ優勝に導く。
さらに2003年、阪神タイガースを率い、18年ぶりのリーグ優勝。当時阪神の優勝は「夢のまた夢」と考えられていただけに、ファンの歓喜は大きなものだった。
そして、2013年には、それまでBクラスが定位置化していた楽天イーグルスの監督として、チーム創設以来初のリーグ優勝。日本シリーズも宿敵巨人を相手に4勝3敗で勝利し、自身初の「日本一」を手中に。
中日はもちろんだが、それまで縁が遠かった阪神と楽天を優勝に導いたことは、ファンの脳裏に現在も強烈に焼き付いている。
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■ファンからはショックの声
突然の訃報に、ファンからショックや戸惑いの声が。
https://twitter.com/sakenenryo/status/949451003807481857
星野仙一さんは、阪神の救世主という他なくて、星野さんがいなかったら、今頃阪神はどうなっていたことやら。
もちろん、その前のノムさんが種を蒔いたのが大きかったとは思ってる。— ミハイル暁 (@goldendawn_) January 6, 2018
一つの時代が終わったことを、年の初めに痛感させられた #星野仙一 さんの訃報。
ドラゴンズファンとしては、氏の晩年の言動にはちょっと?だったけど、あの人がいなければ、間違いなく、今のプロ野球界はなかったと思う。
慎んで御冥福をお祈り致します。合掌— サエモンノスケ (@BirdDra) January 6, 2018
星野さん。ガンとな。いや、これは。悲しい。阪神全盛期、球場まで行ってリアルタイムで常に応援してた7、8年前。大好きやった。星野監督と一緒に進めたあの時、忘れないぞ。満足いく人生やったかな。そうならいいな。ありがとうございました。#星野仙一
— みかん (@eight48mikan) January 6, 2018
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■ファンの声は…
東北楽天ゴールデンイーグルスファンのSさんに聞いてみた。
「星野さんとともに戦い、日本一になった2013年のシーズンは忘れられません。被災者に勇気と感動を与えてくれた。
とくに巨人との日本シリーズは、圧倒的巨人有利とと揶揄されながらも戦い抜き、第7戦の9回、前日160球投げた田中将大がリリーフに登場し、抑えて優勝。本人の志願と聞いていますが、それを許した星野監督の采配もさすがだったと思う。
もう一度星野氏にイーグルスの優勝を見てほしかったという気持ちはありますが…。今はゆっくり休んでほしいですね」
現役選手・監督・フロントとして長きに渡りプロ野球を盛り上げてきた星野仙一氏。これからは天国で、ゆっくりと球界を見守ってほしい。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)