防犯意識? エレベーターで知らない異性と二人きりを避ける層とは

完全に密室になるエレベーターでは、ときに怖い事件も起こるために…。

2018/01/07 08:00


エレベーター

エレベーターは短時間だが、知らない人と過ごす個室である。そのためにエレベーター内で異性と二人きりになることに、抵抗がある人もいるだろう。

しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,344名を対象に調査を実施。「エレベーターで知らない異性と二人きりになりそうな状況は避ける」と答えた人は、全体で32.7%であった。



■男性一人の場合には見送る女性

性年代別では、やはりどの年代でも女性のほうが多い結果である。

エレベーターで異性と二人グラフ

しかも年代が上がるほど、割合が増えているのだ。人生経験が長いと、変な人に絡まれた事例も増えていくようである。

「駅のエレベーターで男性と二人になり、その人がよくわからないことをひたすら話しかけてくるので無視していた。そしたらその人が突然、チャックを降ろしだしたのでビックリ!


エレベーターが着いたので、全速力で逃げた。そんな経験をすると、やっぱり警戒してしまう」(40代・女性)


関連記事:エレベーターに閉じ込められた母と娘 尿を飲み4日間生き延びる

■女性と二人きりを避ける男性

男性でも、知らない女性と一緒にエレベーターに乗らない人が一定数いる。

「嫌がる人がいるって聞いたので、女性が一人で乗りそうな場合には見送るようにしている。自分も警戒されると、なんか嫌な気分になるし」(30代・男性)


「商業施設のエレベーターなら気にならないけど、マンションや雑居ビルの狭いやつは、女性が不安になるのもわかる。変なトラブルも避けたいし、できるだけ一緒にならないようにしている」(40代・男性)


関連記事:30代女性の2割が「異性を意識して際どい服装」 若い頃の合コンで

■完全に二人きりを避けるのは困難

いくら警戒をしていても、完全に異性と二人きりの状況を避けるのは難しい。

「後から走ってきた男性がいたら、閉めるの? 途中の階から、男性が乗ってくるときもあるし。避けて降りるのは、失礼だろうから」(20代・女性)


悪いのは、犯罪を起こす人間である。

「ほとんどの男は、変なことなんてしない。ほんの一部のバカな男のせいで、お互いに警戒し合うのは残念なこと」(30代・男性)


犯罪の抑止がなによりも大切なのは、言うまでもない。

・合わせて読みたい→

(文/しらべぇ編集部・ニャック

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2017年12月15日~2017年12月18日
対象:全国20代~60代の男女1,344名 (有効回答数)
エレベーター異性調査性犯罪
シェア ツイート 送る アプリで読む

編集部おすすめ


人気記事ランキング