80年代後半以降の曲は「自分励ましソング」ばかり? 武田鉄矢の指摘に賛否両論
昭和歌謡が若者の間で流行しているという話題から武田鉄矢が…
(画像はTBS『リバース』公式Instagramからのスクリーンショット)
7日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)内で、武田鉄矢が昭和と平成の歌謡曲について持論を展開。その内容が賛否両論となっている。
■昭和歌謡ブームに武田鉄矢が独自の見解
番組内では、現在若者の間で「昭和歌謡」がブームになっていることが紹介される。これについて武田鉄矢は、
「よくできているんですよ、昭和の歌は。昭和の歌は歌詞とかメロディが巧妙にできていて。日本人がどう変わってきたかが歌でわかる」
と独自の見解。そして、
「昔は自嘲ソングがあって、自分のことをバカ扱いする歌を、昔日本人はすごく好きだった。昭和歌謡は自分のことを馬鹿にするエネルギーが凄かった」
などと振り返る。
関連記事:武田玲奈、市原隼人のラマーズ法に「必死に笑うのをこらえました」
■80年代後半は「自分励ましソング」ばかり?
武田鉄矢はさらに、
「これ(自嘲ソング)が、1980年代後半から1曲もなくなる。頑張れソングになる。『愛は勝つ』(KAN)を境にして、うわーっと自分励ましソングが増える」
と指摘し、
「テメエの都合ばっかり歌ってんだよ、80年代以降はテメエの歌ばっかり。なんとかのバスに乗ったら8時すぎにあの人が乗ってきたなんてやかましいこのやろう!」
と、少々過激な持論を展開。これにフォローを入れたのが、共演の泉谷しげるだ。
「背景で考えると、70年代は高度成長期で、むしろ儲かっていく。なのになぜ自嘲する歌を作ったか。『余裕』ですよ。80年代ってのは、むしろ厳しくなっていく。だから応援していくわけ。武田が言ったように、歌は成長期を表現している」
と冷静に分析し、武田鉄矢の過激な意見の真意を説明した。