80年代後半以降の曲は「自分励ましソング」ばかり? 武田鉄矢の指摘に賛否両論

昭和歌謡が若者の間で流行しているという話題から武田鉄矢が…

2018/01/07 14:00


(画像はTBS『リバース』公式Instagramからのスクリーンショット)

7日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)内で、武田鉄矢昭和平成の歌謡曲について持論を展開。その内容が賛否両論となっている。



■昭和歌謡ブームに武田鉄矢が独自の見解

番組内では、現在若者の間で「昭和歌謡」がブームになっていることが紹介される。これについて武田鉄矢は、

「よくできているんですよ、昭和の歌は。昭和の歌は歌詞とかメロディが巧妙にできていて。日本人がどう変わってきたかが歌でわかる」


と独自の見解。そして、

「昔は自嘲ソングがあって、自分のことをバカ扱いする歌を、昔日本人はすごく好きだった。昭和歌謡は自分のことを馬鹿にするエネルギーが凄かった」


などと振り返る。


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■80年代後半は「自分励ましソング」ばかり?

武田鉄矢はさらに、

「これ(自嘲ソング)が、1980年代後半から1曲もなくなる。頑張れソングになる。『愛は勝つ』(KAN)を境にして、うわーっと自分励ましソングが増える」


と指摘し、

「テメエの都合ばっかり歌ってんだよ、80年代以降はテメエの歌ばっかり。なんとかのバスに乗ったら8時すぎにあの人が乗ってきたなんてやかましいこのやろう!」


と、少々過激な持論を展開。これにフォローを入れたのが、共演の泉谷しげるだ。

「背景で考えると、70年代は高度成長期で、むしろ儲かっていく。なのになぜ自嘲する歌を作ったか。『余裕』ですよ。80年代ってのは、むしろ厳しくなっていく。だから応援していくわけ。武田が言ったように、歌は成長期を表現している」


と冷静に分析し、武田鉄矢の過激な意見の真意を説明した。


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