「新潟=淡麗辛口」のイメージに一石を投じる 甘口ながらキレがある『村祐酒造』の酒
『村祐』『花越路』など、味わい深い独自の酒造りで知られる哲学とは。
■価格の差を甘さの違いで表現
村山社長は「お酒は頭でっかちにならず、おいしく楽しく飲んでほしい」と考える。そのため、自ら手掛ける『村祐』の酒は誰もが飲めば違いがわかるよう、商品によって甘みの違いを明確に引き出している。
原料の質と製法別でランクを分けているドイツワインを飲み比べた際、品質等級によって味わいにはっきりとした甘さなどの違いがあったことを思い出し、「その違いを日本酒で表現したら面白いのでは」と閃いたことがきっかけだったと、村山社長。
甘みがあるということは、それだけ原料米を使っているということでもあり、『村祐』シリーズのランクがアップするとともに甘みが増すのは、「わかりやすさ」に通じる。
日本酒の知識がなくても、直感的に「おいしい」と感じられる酒があってもいい。村祐酒造が酒に込めたのは、日本酒と人との垣根を取り払いたいという静かなるメッセージでもある
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■データや情報にとらわれず自由に楽しんで
村山社長:料理にもさまざまなジャンルやおいしさがあるように、お酒にもさまざまなタイプや味わいがあります。そして、村祐酒造のお酒も甘いものだけでなく、辛口のものもあります。飲む時はデータや情報にとらわれず、料理やシチュエーションなどに合わせて、ぜひ自由に楽しんでください。
蔵元が自信をもってお薦めするお酒をいくつか紹介しよう
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①『清酒 花越路』
地元新潟で長く愛されている銘柄。普通酒とはいえ大吟醸と同じ製法で醸されおり、やわらかな口当たりと心地よいキレが堪能できる。日常的に楽しむ酒として、飲み手から根強い支持を受け続ける一本。
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②『村祐 常盤ラベル』
甘みと酸との絶妙なバランスが織りなす豊かな味わい。自ら酒を醸す村山社長のエッセンスが詰まった無二の世界観が多くの飲み手を魅了する。
「固定概念を持たず、純粋に酒の味わいを楽しんでほしい」との想いから成分データはラベルに記されていないが、規格は純米大吟醸酒。同シリーズの最高峰酒である。
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③『花越路 大吟醸』
「清酒 花越路」同様、地元で長く愛飲されてきた銘柄の大吟醸酒。華やかな吟醸香と上品な甘みとの調和がとれた味わいが、ハレの日などの酒席に彩りを添えることだろう。
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(取材・文/Sirabee編集部)