インスタにユーチューバーも? 承認要求が強い人たちの特徴
承認要求は誰にでもある気持ちだが、大きくなると扱いが大変になる。
「他者に認めてほしい」との気持ちは、誰の心の中にもあるものだ。しかしそんな思いが強くなると、満たされない現状との差に悩むことになる。しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,328名を対象に調査を実施。全体では、28.0%の人が「自分は承認欲求が強い」と回答した。
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■若い女性は承認要求が強い人が多い結果に
性年代別では、男女ともに20代が多くなっている。
若い世代は、他人から認められたい気持ちが強くなりがちのようだ。
「自分になかなか自信が持てないから、評価を周囲に委ねてしまうのかも」(20代・女性)
また、20代から30代の女性に多いのも特徴だ。
「インスタのブームも、承認要求が大きく影響していると思う。たくさんの『いいね』をもらったら、自分が認められた気分になるし」(30代・女性)
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■恋愛体質と承認要求
恋愛体質の人は、4割以上と高い結果である。
恋人に依存をすることにより、気持ちの安定を保とうとする人もいるのだ。
「昔、ちょっとメンヘラ気味な女の子と付き合ってたときは、かなり大変だった。ものすごい束縛するし、ちょっと機嫌を損ねると『私なんて、いなくなればいいんでしょ!』と自己否定になる。
そこまでしといて、最後はあっさりと他の男のところにいってしまった」(20代・男性)
承認要求が強すぎる人が身近にいると、周囲が振り回されることも多いようだ。
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■歳を重ねると承認要求と共存可能に
年齢が上がるとともに、承認要求の強い人が減っている。
「年を取ったら、それほど褒められる機会なんてない。だから周囲になにか求めるよりも、自分が満足できればそれでいいと思えるようになった」(40代・女性)
「他者に認められたい気持ちは、十分にわかる。だから、部下のいいところは褒めるようにはしている。ただ、それをモチベーションにしてしまうと、自分でエンジンをかけるのが難しくなってしまう」(40代・男性)
誰にでもある承認要求だからこそ、上手に付き合っていくことが大切だろう。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,328名 (有効回答数)