「本当は自由になりたい」 仮面夫婦たちの実態に驚愕
仮面夫婦といえるほど冷めきっている夫婦はどれほどいるか調査した。
「生涯を共にしたい」との思いから結婚したはずなのに…いつの間にか「愛が冷めてしまった」夫婦がいる。中には世間体や、子供のためを考えて「仮面夫婦」を演じている場合もあるだろう。
しらべぇ編集部は全国20~60代の既婚男女695名に「パートナーとの関係」についての意識調査を実施した。
■男性ほど「冷え」を意識?
その結果、「パートナーとは『仮面夫婦』といえるほど冷めきっている」と回答したのは全体の17.7%。関係はすでに冷え切っているにも関わらず、さまざまな思いから夫婦を続けているようだ。
男女別・年代別に比較すると…
男性が21.4%、女性が14.8%と、男性のほうが意識しているようだ。50代を除いた年代で男性のほうが冷めきった関係だと自覚している。顕著なのが20代男性で、3人に1人という割合。
しらべぇ既報によれば、「子供がいる夫婦は離婚すべきでない」と考えている人は男性54.8%、女性43.0%と男性のほうが多いことがわかっている。もしかすると「子供が原因で離婚ができない」と考えている男性が多いのかもしれない。
もしくは、男性のほうがパートナーに対して飽きっぽいのだろうか。
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■「自由になりたい」と本音も
しらべぇ取材班は直接話を聞いた。
「結婚して子供ができてから、仲が険悪になりました。ストレスでたまに飲みに行っても『あなたは気軽に外に出ることができていいよね』みたいなことを言われるし、月イチの贅沢で3万円くらいの服を買っただけでガミガミ言われます。
子供はかわいいし、妻のことも好きですが、本当は『自由になりたい』と思う毎日です。それでも自分のわがままですから離婚する勇気がないです」(30代・男性)
「別れようとしたときに妊娠が発覚して結婚しました。なので、夫との時間は苦痛ですし、体を求められるのもすべて拒否しています。とはいえ、私も仕事をやめて結婚したので、お金もないし離婚できないのが現状です。子供の前では良き父と母を演じていますが、いつ限界が来るのかと日々暮らしています」(20代・女性)
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■ギャンブル好きの夫婦は冷えがち?
また、「冷めきっている」と回答した人を特徴別にまとめると…
「怒るとすぐに手が出る」と回答した人の3割以上が夫婦関係が冷めきっているようだ。怒りを抑えられないともとることができるが、パートナーの言動に怒りをおぼえることが多いのかもしれない。
「ギャンブルが好き」も3割。趣味のギャンブルに使うお金をめぐって夫婦でトラブルが起こることも考えられる。自由にお金を使うことのできない状況が溜まりに溜まってパートナーへの不満につながっているのかも。
お互いが不満をぶつけ合っているうちはまだいいが、次第に不満を口にせず「冷戦状態」に突入することも。冷めきってしまう前に、お互いの不満や今後について話し合うことも必要だろう。
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(文/しらべぇ編集部・シマウマ姉さん)
対象:全国20代~60代の既婚男女695名(有効回答数)