熱中できることある? 20代は男女で大差「熱中しすぎて栄養失調」も

熱中できることがあるのは幸せだけど、日常に支障をきたすレベルはヤバイ

2018/02/05 06:30


(CreativaImages/iStock/Thinkstock)

熱中しすぎて空腹に気づかなかったり、寝る時間を削ってしまったり…健康には良くないけれど、好きなことに集中できるって幸せ…。

しらべぇ編集部では、全国の20~60代の男女1,344名を対象に「好きなことに熱中してしまう」人の割合を調査した。

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■女子はほとんどが

「好きなことに熱中してしまう」と回答したのは、全体で67.0%。多くの人が熱中できる「好きなこと」があるもよう。

性別・年代別では

20代女子は8割に迫る一方で、20代男性は最も低い50.7%。20代は男女で「夢中になれるもの」の有無が、大きく開いているようだ。

熱中する領域によっては、お金がかかることも…そこで「好きなことに熱中してしまう」人の年収別データを見てみると…

極端な開きはないようにも見えるが、「300万円未満」と「1000万円以上」では、10ポイント以上の差が出ている。

これまで道具を揃えるのにコストのかかりそうな趣味系の調査では、高年収ほど高い割合を示す傾向があったが、「熱中している」というわけではないのか?

それとも、「好きなこと」に熱中して時間を使っているようだと、高年収にはなれないってことなのか…。


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■熱中しすぎて栄養失調

実際に「好きなことに熱中してしまう」という人に、話を聞いた。

「今はできるだけ“ほどほど”にしていますけど、フィギュア制作にハマっています。手間をかけたら、かけただけ仕上がりに違いが出るものなので、どうしても集中して作業してしまうんですよね。


あくまで趣味なので、仕事にも行かないといけないし、できる時間は限られるんですけど、つい寝る時間を削ってしまうし、コンビニでおにぎりやパンを買ってきて食べるのはいいほうで、食べること自体を忘れてしまうことも…。


数年前に倒れて病院で『栄養失調』と言われ、さすがにヤバイと思って、それから平日はできるだけやらないようにしています。でも完全に辞めるのは、ストレス溜まっちゃうんで…がんばって“ほどほど”にしている感じですね」(20代・男性)


「コスメフリークで、メイクをするのが大好き。平日もそこそこがんばってますけど、休日はあれこれ工夫しています。出かけない日はむしろ、1日中いろんなメイクを試せるので、ほぼ鏡の前にいる状態。


平日も移動時間や寝る前に、メイク動画を見たり雑誌をチェックしたりして、取り入れたいメイク方法を集める時間も幸せ。趣味を知っている友達には「道具にお金かからない?」と言われますけど、プチプラコスメだけでもかなり充実しているし、重ね付けとかお金をかけなくてもできる工夫も楽しいんです。


ただ、楽しいし、がんばっているんだけど、その分“すっぴん晒すハードル”がやたら高くなる…っていうのが、大きな悩みかも。一度、会社の研修旅行で一泊二日お風呂も入らず、フルメイクで通したのですが、それはそれで悪目立ちしたからなあ」(30代・女性)


「栄養失調」診断されるレベルはかなり深刻だが、一泊二日フルメイクしっぱなし…というのも、かなりツワモノ。

熱中できることがあるのは幸せなことだが、生活に支障が出ないように、バランスが大事かも。

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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2017年12月15日~2017年12月18日
対象:全国20代~60代の男女1,344名(有効回答数)
すっぴん趣味調査
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