豪華な結婚式はもう古い? 「そのお金で家電買いたい」人も
一昔前は「結婚式は挙げて当たり前」のもの。「結婚式は豪華にやりたい!」人も多かったはずだが…。
大好きな人との、結婚式。「人生で3回しかない自分が主役になれるイベントの1つ」とも言われており、「盛大にやりたい!」と思っている人も少なくないはず。
しかし、その一方で結婚式自体をしない人も増えている。「豪華な結婚式」は、もう憧れの対象ではないのだろうか。
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■豪華な結婚式はいらない?
しらべぇ編集部が全国20代〜60代の男女名を対象に「結婚式」について調査したところ、「豪華な結婚式にしたい・したかった」と回答したのは全体の18.0%。ほとんどの人は、「豪華な結婚式は必要ない」と考えているのだ。
性年代別で見てみると、やはり女性の割合が高めになっている。
男女とも、最も多いのはまだ結婚していない人が多いであろう20代。そこから、年齢とともに減少している。
「やっぱり、素敵なウエディングドレスに憧れがある」(20代・女性)
こんな人も、少なくないのでは。
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■未婚者も「憧れなし」
では、まだ結婚していない人が夢見ているのか? と思いきや。
むしろ、既婚者よりも未婚者のほうが低い割合になっているのだ。もちろん、未婚者の中には「もう一生結婚しないから、結婚式とか夢も憧れもない」と思っている人もいるのだろうが…。
「今、彼氏との結婚を考えていますが…。わざわざ結婚式に、そんなお金を使いたくない。そのお金で新生活の家電揃えるほうが、よっぽど堅実じゃないかな?」(20代・女性)
「私の周りの既婚者で、結婚式を挙げたのは少数派。やっても沖縄で家族のみのリゾ婚とか、ブライダルフォトのみとかが多いかな。有名な結婚式場やホテルを借りて、挙式・披露宴…って人はかなり減ってる気がする」(30代・女性)
一方で、「小さい頃から憧れていた」人も。
「小学生の頃の夢に『お嫁さん』って書くくらい、ウエディングドレスに憧れていて。それなのに、デキ婚だったから式できなかったんですよ。もう少し子供が大きくなったら、子連れ挙式しようねって旦那と話しています」(20代・女性)
「友達が、『ずっと憧れていたんだ!』とディズニーで式を挙げていました。本当に幸せそうで、羨ましかった」(30代・女性)
2人にとって、一番大切なことを優先できたら、どんな形でも幸せなのかも。
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(文/しらべぇ編集部・たつき あつこ)
対象:全国20代~60代の男女1344名(有効回答数)