「初めて女の子と親しく話せた!」 芸能人へのガチ恋エピソード
握手会などのイベントで距離が近くなり、ガチ恋に発展するケースも。
アイドルに本気で恋をすることは「ガチ恋」と呼ばれ、ときには面倒なファンになってしまうことも。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,328名に「恋愛について」の調査を実施。
「芸能人に本気で恋をしたことがある」と答えた人は、全体で18.2%。節度を保った応援をしているファンが、大半のようだ。
■20代女性はジャニーズファンが多い
性年代別では、20代女性が一番多くなっている。
やはり若い女性が本気になるのは、ジャニーズ相手が多いようだ。
「関ジャニの大倉くんが好きすぎて、周囲の男性にはまったく魅力を感じない」(20代・女性)
ジャニーズをガチ恋する人の中には、「同担拒否」と思っている人も多い。同じメンバーを好きな人はライバル…と思ってしまうため、仲良くできないのだ。
ジャニーズは女性アイドルと違って、なかなか会える機会がない。ロケ地などの聖地巡礼は、微笑ましい行為といえるだろう。
ただ、中にはルールを守らず常識を逸脱した行為をする人もおり、ジャニーズファンの間で「裏オリキ」と呼ばれ、嫌がられている。
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■初めて女の子と親しく話した
熱いのは、女性アイドルを推す男性ファンである。特に地下アイドルは距離も近いために、勘違いをしてしまう人もいるのだ。
「かわいい子に名前を呼ばれて、親しく話すことなんて、今までの人生でなかった。それが嬉しくて通っているうちに、さらに仲良くなれた気がして…。
そうなると、彼女のことが頭から離れなくなって、これがガチ恋だなって思った。どうにかしたいけど、どうにもならないのがつらい。お金も、めちゃくちゃかかるし…」(30代・男性)
ガチ恋は喜びだけでなく、苦しさも強いようだ。
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■お金を払わないと会えない
ガチ恋から冷めた人は、自分が作り上げた幻想に恋をしていただけだったと語る。
「アイドルを本気で好きになると、SNSの投稿一つにもいろんな思いが出てくる。豪華なディナーや高級なブランドの画像だと、『アイドルらしくないから、止めたほうがいいのに』とか。
ふとした時に、これって彼女じゃなく、自分が作ったイメージを好きなだけじゃないかと気がついて。すぐにヲタ卒はできなかったけど、だんだんと気持ちが冷めて、現場にはまったく行っていない」(20代・男性)
アイドルにガチ恋を求めないファンからは、辛辣な意見も。
「アイドルとは、楽しい時間を共有できればそれでいい。そもそもお金を払ってしか会えない関係ってことを、忘れてはいけない」(30代・男性)
叶わない恋は、つらいもの。しかし、一度ハマるとなかなか抜け出せないのが、ガチ恋の怖いところなのだろう。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,328名 (有効回答数)