『西郷どん』家族が3人も死んだのに薄味? 「重く感じられない」の声相次ぐ
名脚本家・中園ミホでも西郷隆盛は難しい? 45分で3人も身内が亡くなったのにネット上では「薄味」「重く感じられない「心に響かない」の声相次ぐ。
18日、鈴木亮平主演大河ドラマ『西郷どん』(NHK)の第7話が放送された。
■これまでの『西郷どん』
薩摩の武士・西郷吉之助(鈴木)は年貢の徴収を行う役人の補佐役をつとめていた。しかし、農民たちの生活は苦しく、年貢が払えずに借金を重ねてしまう者もおり、吉之助は自分の無力さを噛みしめる日々。
斉彬(渡辺謙)は父・斉輿(鹿賀丈史)を隠居に追い込もうとするが「お由羅騒動」が勃発。最終的に斉彬が「ロシアンルーレット」で斉輿と藩主決めを行い勝利する。
こうして斉彬がついに藩主となるが、その後行われた御前相撲で吉之助が斉彬に投げ飛ばして勝利し、牢に入れられてしまう。吉之助はそこで出会った謎の漂流者・ジョン万次郎(劇団ひとり)の心を開くことに成功。異国の状況を斉彬はつぶさに聞くことになる。
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■身内が3人も亡くなる
吉之助の祖父・龍右衛門(大村崑)が亡くなり、吉之助の将来を案じた母・満佐(松坂慶子)は嫁取りを急かすが、斉彬に従って江戸に行きたい吉之助は結婚を拒む。
しかし、父・吉兵衛(風間杜夫)から満佐が死病を患っていることを聞かされ、吉之助は嫁をもらうことに。やって来たのは須賀(橋本愛)という不器用かつ無愛想な女だった。
その後、吉之助をさらなる不幸が襲う。吉兵衛が突然亡くなったのだ。一方、大山(北村有起哉)と俊斎(高橋光臣)の「江戸行き」が決まり…。
自分を心配して江戸行きをやめた吉之助に対し、満佐は「おはんは心があつすぎてつい情に負ける…幼かな頃から母は心配でした」「(これからは)吉之助さんの好きなように生きやんせ」と述べて、背負われたまま亡くなるのだった。