非常識! 元書店員が語る「本屋にきたありえないクレーム」3選
本屋に対して驚きのクレームをつける人も…。
本屋にくるクレームの中には、ありえない苦情を訴えてくる人もいるようだ。
しらべぇ取材班は、本屋でのアルバイト経験がある男性に「ビックリしたクレーム」を聞いてみた。
①「本がつまらない」と返金を求める
「『本の内容がつまらなかった』、『料理本を買って作ったけれど美味しくなかったから』と、クレームをつけて返金を求める人がたびたびいました。
どの本を選んで買うかは自己責任だし、こんなので返金に応じていたら、本屋なんてあっさり潰れちゃいますよね…。
本屋はあくまでも本を売っているだけなので、内容についてのクレームは出版社に言ってくれよ…という気分でした」
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②本の内容を知らないと激怒
「お客さんに物理系の本を数冊出されて『量子論について詳しく書いてあるのはどれ?』と聞かれたので、僕にはわかりかねますと答えました。
そうしたら『本屋に勤めているのになんでわからないんだ! 店員失格だろう!』と、烈火のごとく怒られたことがあります。
本屋に勤めているっていうのは、どの本がどの棚にあるかはわかりますが、本の内容まですべて熟知しているわけじゃないんですよ…」
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③運悪く犯人のネタバレを知り…
「新刊のミステリー本を見たお客さんが、本の前で『これ読んだ』と友達と感想を言いながら犯人の名前やネタバレを言ったようで…。
それを買おうとしていたお客さんが耳にしてしまい、『楽しみにしていたのに!』とお店側に苦情をつけてきたことがあります。
店員がネタバレを言ったわけじゃないし、こればかりは本屋じゃなくて電車内などどこにでも起こり得ることなのでクレームを言われても…」
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■本屋によく行く人はどれくらい?
しらべぇ編集部は全国の20~60代の男女1,332名を対象に「本屋によく行くほうだ」という人の割合を調査した。
その結果、どの年代でも一定数はいることが明らかに。
世の中には、本屋では対処できないようなクレームまでつけてくる人もいるようだ…。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の男女1,332名(有効回答数)