「猫、乗っちゃダメ!」 雛人形を家で飾っていた人は…
3月3日は雛祭り。小さい頃、雛人形を飾っていた人はどれくらいいるのだろうか?
3月3日は雛祭り。女子の健やかな成長を祈る節句の年中行事であり、雛人形を飾って、ちらし寿司やひなあられを食べて…と過ごした女性は多いのでは。
しかし、最近は雛人形を飾らない家庭も増えているという。
■雛人形、飾ってた?
しらべぇ編集部が全国20代〜60代の女性688名を対象に「雛人形」について調査した結果、全体の66.1%は「小さい頃に飾っていた」と回答。
年代別で見てみると、20代〜40代と50代60代で差が生まれている。
第2次ベビーブームがきっかけで「雛人形を飾る」習慣が広まったと言われており、それも影響しているのかも。
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■帽子が余り、猫が乗り…
小さい頃に飾っていた人たちは、どんな思い出があるのだろうか。
「うちはかなり豪華な7段飾りだったのですが、説明書がなく…。『これは、誰が持つパーツ?』『帽子が余った!』と言いながら、女3代でいつも適当に飾ってました。今だったら、ネットで正解が簡単に調べられるんですけどね。
また、豪華すぎて飾るのもしまうのも半日がかり。小学生くらいからは、出さなくなっちゃいました」(40代・女性)
「この時期、ツイッターによく『雛人形が猫に襲われた』って載ってますが、うちもやられました。お内裏様の間にちょこんと座って、『なにか?』みたいな顔してて。
お人形がボロボロにされたりはなかったのですが、いつ壊されるかとヒヤヒヤしてました」(30代・女性)
「家のお雛様は3段飾りだったので、7段飾りを初めて見たときに『誰、この人…』みたいな人がいっぱいいて。ちょっと憧れがあったのですが…。
子供が生まれたので雛人形を買いに行って、どうせなら7段! と思ったら、値段を見てびっくり」(20代・女性)
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■そもそも「雛人形」をなぜ飾るの?
雛祭りは、平安時代の人形遊びと、人形に自分の厄を移して海や川へ流した「流しびな」の行事が結びついたものと言われている。
「人形が身代わりになり、子供に災いが降りかからないように」「人生の幸福が得られるように」願いを込め、飾られるようになったそう。そのため、本来は姉妹でも別々の雛人形を用意するべきなんだとか。
最近はマンションやアパートでも飾れるような、小さなタイプも発売されている。女児がいる家は、願いを込めて雛人形を飾ってみては。
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(文/しらべぇ編集部・たつき あつこ)
対象:全国20代~60代の女性688名(有効回答数)