なめらかな硫黄泉が楽しめる山あいの温泉宿に「ぎょうざの満州」が併設
温泉に入れる餃子チェーンの秘密に迫る!?
■硫黄の香りに包まれて餃子を食す
湯上がりはもちろん「ぎょうざの満州」へ。店内は餃子屋らしからぬ裸足でも利用できる。
メニューは定番の餃子のほか、東明館店限定の『きのこ汁うどん』を注文。肌からはほのかに硫黄が香り、餃子からは食欲をそそるニンニクが香る。特徴的な香りのマリアージュは、まるでフェロモンのように官能的。さっぱりとしたうどんの喉越しが心地よく、心も身体も完全にリフレッシュできる。
関連記事:『千と千尋の神隠し』モデルと言われる宿が話題 人気の秘密を旅館に直撃
■心温まるエピソードも
東明館は、昔から地域の名宿として人気を博していたが、事情により数年前に廃業することになってしまったそう。その際、子供の頃の思い出がなくなるのは悲しいからと、地元出身の実業家が買い取り、宿を再建した。その実業家こそが、「ぎょうざの満州」の社長だった。
山あいの温泉地に、都会的な餃子チェーンは、なんともミスマッチな印象だが、心温まるエピソードがあった。
【老神温泉 東明館】
住所:群馬県沼田市利根町大楊1519-2
電話番号:0278-56-2641
日帰り入浴営業時間:(12:00〜20:00)600円
ぎょうざの満州営業時間:11:30〜21:00
宿泊(一泊二食付):5,900円〜
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)