交際していた暴力団員に情報漏らした女性巡査 禁断の恋に「ドラマかよ」とツッコミ
暴力団員と交際し、操作情報を漏らした女性巡査が話題。
交際している30代の暴力団組員に捜査情報を漏らしたとして、警視庁は19日、女性巡査(23)を地方公務員法違反容疑で書類送検、停職6カ月の処分とした。女性は容疑を認めており、同日付で依願退職した。
■捜査から恋愛に発展
報道によれば、昨年10月下旬ごろ、捜査上の理由から組員に公用携帯電話で連絡。その後、組員から頻繁にデートに誘われるようになる。そして、11月下旬から一緒に食事をするようになり、恋愛関係に発展していったという。
12月、暴力団関係者同士の路上トラブルに組員が関与している疑いがもたれ、組員から「自分が捜査対象になっている」と聞いた女性巡査は、捜査を通じて交際が明るみになることを恐れた。署内で書類を確認して、組員に情報を漏らしたようだ。
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■「交際を黙ってくれると思った」
女性巡査は容疑を認めており「交際が発覚したら、警察官を続けられないと思った。組員に捜査情報を伝えれば交際を黙ってくれると思った」などと供述しているという。
また、ANNによれば、組員の男は女性巡査から数万円から数十万円単位のお金を借り始めており、その総額が約100万円になっていたとのこと。女性巡査は金の無心が相次いだことから、交際を解消したとのこと。