年収別の結果がかなりリアルに 生活に余裕がないと嘆く人たち
金銭的な問題だけでなく、精神面の部分を挙げる人も…。
どんなに働いても、生活に余裕がない。そんな日々が続くと、モチベーションの維持が難しくなるのが、本音だろう。
そこでしらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,357名を対象に調査を実施。「生活に余裕がないほうだ」と思っている人は、全体で45.0%もいることが判明したのだ。
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■結婚してから余裕がなくなる
年代別では、30代から40代が半数近くと高い結果となっている。
独身時代は、たとえ収入が少なくても余裕がある人が多い。
「給料はあまり多くないけど、実家暮らしなのでそれなりに自由になるお金がある。結婚をしている友達からは、羨ましがられるくらい」(20代・女性)
しかし、結婚をして家庭を持つと、余裕がなくなってしまう場合も。
「結婚当初は妻も働いていたので、二人分の給料があり余裕があった。でも子供ができてからは、妻は専業主婦をしている。収入は一人分なのに、家族は三人になってかなり大変。それでも幸せだから、がんばらないと」(30代・男性)
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■収入が良くても仕事が忙しいと…
たとえ収入が多くても、仕事漬けの人生では余裕がなくなる。
「仕事ばっかりして、自分の時間がない。休みの日も、家に持ち帰った仕事をしている。収入は同年代の人たちと比べるといいかもしれないけど、時給換算すれば負けると思う」(30代・男性)
また、精神面での余裕のなさを挙げる人も。
「会社の人間関係があまり良くないので、毎日、行くのが憂鬱。仕事をしていてもなにか言われるんじゃないかとビクビクして、気持ちの余裕がまったくない」(20代・女性)
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■気持ちの余裕も大切
やはり年収が低いほど、生活に余裕がないと感じているのだ。
適齢期には、周囲にいろいろ言わるようになる。
「年齢的に結婚の話とか親にされるけど、こんな収入ではやっていけない。自分が一人で生きていくのも、精一杯なのに…」(30代・男性)
また孤独な気持ちが、余計に余裕を低下させるとの声も。
「お金がないのもつらいけど、人との繋がりが少ないほうが問題。私の場合は学生時代の友達とは疎遠で、会社にも同年代がいない。一緒に気晴らしをする相手がいないので、気持ちの余裕がなくなってしまう」(30代・女性)
金銭的と精神面、どちらの余裕も得たいものである。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,357名 (有効回答数)