大相撲・救命女性が降りた土俵に「大量の塩」「めちゃくちゃ失礼」と非難の声
大相撲の春巡業で起こった緊急事態。不適切なアナウンスがあった直後の大量塩まきに、怒号が相次ぐ
■ツイッターは大炎上
救護にあたった女性が降りた直後、というタイミングとあって、インターネット上では「神聖な土俵に女性が上がったから、清めるために大量の塩を撒いたのではないか」という声が相次ぎ、ツイッターは大炎上状態となっている。
八角理事長のコメントに「行司が気が動転して」とありますが、市長が倒れた直後から座ってください等と落ち着いてアナウンスしてますよ。それに市長が運ばれた後には、ご丁寧に大量の塩まきでお清め? 最初から最後まで命より土俵!の姿勢が優先じゃないですか。言い逃れコメントが白々しい。#相撲協会
— SatonakaK (@KaoriKaorieee) April 5, 2018
https://twitter.com/_dokusuri_/status/981769324326039552
大量の塩撒き、祓う穢れが病であったにせよ女という性別であったにせよ、招かれた舞鶴市長にも土俵上で倒れた市長の救命に当たった女性達(市長にすれば命の恩人)にもめちゃくちゃ失礼ですよね…。
— ちらいむ (@chilime) April 5, 2018
https://twitter.com/conia617/status/981775980111904769
大量の塩、性差差別の意味でなく病気や死の穢れのためだったとしてもその意味を伝えない、詫びや確認を怠るあたりが人間としてずさんすぎんかと思う
— 是ことり (@ydatui) April 5, 2018
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■相撲協会への不信感に拍車か
「塩撒き」について、女性への穢れを払う意味ではなかったとしても、タイミング的に批判の声があがるのは仕方がない、という声が目立つ。また、そういった事態を想定しての「説明不足」を咎める声も。
「人命と伝統」が秤にかけられた衝撃的なニュース。「大相撲に対する見方が変わってしまった」と言う人がいたとしても、不思議はない。
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(文/しらべぇ編集部・もやこ)