「女性にやたら厳しい」 セクハラ問題へのモーリー・ロバートソン氏コメントに称賛
「セクハラやパワハラの線引き」について、モーリー・ロバートソンが日本の放送業界における「女性への圧力」について力説
■視聴者から反響が相次ぐ
パワハラやセクハラに繋がる根本的な問題について、鋭く切り込んだモーリー氏のコメント。視聴者からはモーリー氏の意見に共感する、といった多くの反響が寄せられている。
https://twitter.com/kotohatoko8888/status/985326137042595842
ワイドナのモーリーいいこと言うよねー。そうそう、メディアにおける女性の扱いは厳しい。若くないといけない・セクシーじゃないといけない・でも清純でないといけない。議論が他のジジイたちの発言で止められてしまったけど続きが聞きたかった。#ワイドナショー
— Kimihiro (@cokezerohiro) April 15, 2018
松本さんがセクハラパワハラの境界線がわからないなんて危機感ゼロかよってとこにモーリーさんが業界は女性を若くなければいけないセクシーでなければいけないという固定観念を植え付けていると言っててモーリー!!! #ワイドナショー
— こあら (@koala3g) April 15, 2018
麿ネタのところでモーリーさんの最後のコメントがいいなあと思った。
「そもそもそれを男性が感じていない」
出演者はそれぞれに半笑いで固まる感じ。本音と建て前だなあ。
モーリーさん好きになった。
#ワイドナショー— kaori (@miffi55) April 15, 2018
「若さ」と「性的な魅力」が強く求められている現状を、テレビで堂々と発言したモーリー氏に対し、女性視聴者からは称賛の声があがる。また、中には「モーリー氏の意見を最後まで聞きたかった」という声も。
関連記事:会社の忘年会はセクハラの温床? 「アウト行為」を弁護士が解説
■セクハラを受けたことがある人の割合は…
しらべぇ編集部が以前、全国の20~60代の働く男女672名を対象に「上司からセクハラを受けたことがある人」の割合について調査を実施したところ、女性は22.4%、男性は8.8%もの人がセクハラ被害の経験者であることが明らかに。
被害に遭った男性の割合については、数値以上に深刻さが漂ってくる。
立場を利用したセクハラは、被害を訴えにくいことが最大のネック。また、今回のモーリー氏のコメントには、放送業界だけでなく、社会の様々なシーンにおける女性のポジションについて、改めて考えさせられる。
・合わせて読みたい→卑劣な「就活セクハラ」めぐる対策 NHKの特集に疑問の声も…
(文/しらべぇ編集部・もやこ)
対象:全国20代~60代の働く男女672名(有効回答数)