地上波NGの奇問 ベストセラー作家の経済評論家がつくる「地下クイズ問題集」とは
クイズサークル『クイズ夜会』が2冊目となる『地下クイズ問題集』を出版。
■アンダーグラウンドな「正統派エンタメ」
ベストセラー作家としての力と、コンサルタントとして身につけたアンダーグラウンドな知識が、クイズという形になったのが、「地下クイズ問題集」だ。
鈴木:ビジネス作家として、これまで20冊以上の本を執筆してきましたが、初めて10万部を超えたのが『戦略思考トレーニング』という、ビジネスのクイズ本なんです。クイズ本作家としては、『東大ナゾトレ』の次くらいに部数が出たかもしれません。
『戦略志向トレーニング』がビジネスエンタメだとすると、今回の地下クイズ問題集は、アンダーグラウンドエンタメ。選りすぐりの500問を掲載しました。
地下クイズって、3派に分かれると思っているんです。ひとつは、しみけんさんや能町みね子さんのような「生活派」。日常生活自体がアンダーグラウンドなので、自分の生活の中で答えがわかってしまう。
もうひとつが、将棋ライターの松本博文さんを中心とする、「勉強して誰よりも強くなろう」とする知識派。でも私は、どちらとも違ってエンタメ派なんです。
地下クイズって、マニアックすぎる知識を持ったビックリ人間が出てきて、視聴者を驚かせるようなコンテンツなんじゃないかと。「正統派のエンタメ地下クイズが望まれているはず」という思いからしたためたのが、今回の問題集になります。
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■クラウドファンディングも実施中
この出版プロジェクトでは、クラウドファンディングも実施中だ。
鈴木:これまで6回放送された『地下クイズ王決定戦』が、1年半も開催されていないため、地下クイズファンは悶々としている状態です。
地下クイズの火を絶やさないどころか強く燃え上がらせるため、「ファンがこれだけいるんだぞ」と明らかにしようと、クラウドファンディングを始めました。
これにはもうひとつ目標があって、クイズ夜会では毎月アンダーグラウンドな情報を持つゲストを呼んでトークイベントを開いているのですが、しっかりギャラをお支払いして魅力的なゲストを呼びたい。そのために資金が必要です。
4月7日スタートで、すでに15万円以上が集まっています。地下クイズファンの皆さんに場を提供するとともに、一緒に場を盛り上げていくため、さらなるサポートをいただけるとありがたいです。
『鈴木貴博の非公式地下クイズ問題集』クラウドファンディングは、5月25日まで行われている。
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(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)