底知れなさに震える『モンテ・クリスト伯』復讐劇が今夜いよいよ幕開け

ディーン・フジオカ演じる暖が、モンテ・クリスト・真海として復讐をスタートする

2018/05/03 07:00



■暖を陥れた者たちと新たな人生

(画像提供:(C)フジテレビ『モンテ・クリスト伯』

日本に辿り着くと、母(風吹ジュン)は死に、家は売られ、すみれは俳優として成功した幸男と結婚していた。

変わり果てた姿に街の人をはじめ、かつて勤めていた守尾漁業の社長・守尾英一朗(木下ほうか)も暖だとは気づかない。そんな中、英一朗の息子・信一朗(高杉真宙)だけは、不審者にしか見えない暖に優しく接する。

かつて、家を地上げしようとしていた寺角類(渋川清彦)を脅し、真実を知る暖。家を売ったのは、暖の出世を妬んだ神楽であり、警察に匿名の通報をしたのは、すみれを奪いたいと考えていた幸男だった。そして、入間は暖を逮捕した功績で出世し、今や次の警視総監と目される人物に。

(画像提供:(C)フジテレビ『モンテ・クリスト伯』

復讐を誓った暖はシンガポールへ密航し、ファリアの指示通りにスイス銀行を訪れ、莫大な財産を手に入れる。

(画像提供:(C)フジテレビ『モンテ・クリスト伯』

1年後、英一朗が亡くなり、守男漁業は倒産。信一朗は、1億円もの負債を抱える。怪我を手当てし、食べものと着替えをくれたことに「必ず恩返しする」と言っていた暖は、名前を明かさぬまま借りた服と共に、信一朗へ1億円の小切手を密かに置いていた。


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■復讐の悪魔に

(画像提供:(C)フジテレビ『モンテ・クリスト伯』

第2話で、神楽と幸男の前に姿を現した真海。別人となった暖に気づかない二人、そして入間に、真海はどうやって復讐を仕掛けていくのか?

しらべぇドラマ班は、少しだけその様子を知ることができたのだが、思い浮かんだのは「底知れない」という言葉だ。

無実の罪で過酷な監獄へ送られ、絶望の淵で長い時間を過ごすことになり、多くのものを奪われた――しかも、信頼していた人からの裏切りによって。

(画像提供:(C)フジテレビ『モンテ・クリスト伯』

その怒りや強い復讐心は、これまでの展開から充分に理解できるのだが、今夜の第3話で、真海は神楽・幸男・入間、それぞれに巧みに近づき、ホームパーティーに招待する。その近づき方だけでも、“どれほど緻密な計画を立てたのか…”と考えると、ゾクゾクさせられた。

予告編でも「招待客の禁断の過去を暴く。」とあり、「真海さんは、全てを知ってるんですよね」という切羽詰まったセリフが入っている。真海は何を知り、誰の、どんな過去を暴くのか。

(画像提供:(C)フジテレビ『モンテ・クリスト伯』

また暖を直接陥れた復讐相手だけでなく、その家族たち――神楽の妻・留美役に稲森いずみ、

(画像提供:(C)フジテレビ『モンテ・クリスト伯』

入間の妻・瑛理奈を山口紗弥加が演じるほか、現在の真海を取り巻く人物も新たに登場するなど、第3話にはチェックすべき要素も多いので必見。

ついに幕を開ける復讐劇の序章に、目が離せない。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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